はじめに
今回は冬の支笏湖でブラウントラウトを狙う釣りに行って来ました!
本記事は初心者や中級者の方を対象に、支笏湖での釣行記とともに必要な道具や注意点を解説していきます!
【釣行の準備と準備物】
冬の支笏湖へ釣りに出かける前の心構え
支笏湖は美しい湖ですが、冬場は寒さが厳しいため万全な準備が必要ですよね。ポイント選びには、事前に天候や気温を確認し、風が少ない日を狙いましょう。冬季はブラウンが浅場に寄ることもあるので、岸近くのポイントが狙い目です。
あまりにも風が強いと全く釣りにならない事もよくありますので、自分がポイントに入る場所の風向き風の強さを調べるのはこの釣りにおいては必要になります。
足もとに沢山波が押し寄せるほど釣れる傾向にありますが、風や波が強すぎると釣りにならないことも多いのでその辺のバランスが重要です。
必須装備
- 釣竿とリール: 長めのスピニングロッド(8~9フィート)と小型スピニングリールが扱いやすい。
- ライン: ナイロンライン10lb程度がおすすめ。バイト後ラインが伸びるのでバレずらい特長がありますし、ガイドやラインローラーが凍ってもラインを傷つけることが少ないです。
- ルアー: スプーンやペンシルベイトが効果的。冬は動きが控えめなルアーが良いような気がします。
- 防寒具: ダウンインナー、ネオプレンウェーダー、釣り用防水グローブ、厚手の靴下など寒さ対策を徹底しましょう。
- その他: ランディングネット、ヘッドランプ、携帯用温かい飲み物。可能であれば予備のスプールやリールがあれば便利です。寒さでリールが凍って使い物にならなくなることが良くあります。
道具の選び方
支笏湖は水深が深く、湖底の地形が複雑です。初心者はボトムを取るのが困難なうえ、根掛りも多いため比較的表層を狙った釣りの方がしやすいです。コストパフォーマンスの良いスプーンやシンキングペンシルなど多用する道具をそろえると良いでしょう。
【釣行記: 実際の釣りの様子】
釣行のスタート
今回の釣行は朝9時に家を出発しました。目的地の支笏湖某所に到着したのは10時過ぎ。
釣り仲間のX氏と待ち合わせして、最初のポイントは先客がいたため、違うポイントに向かいます。天候は穏やかで無風、ベタ凪。気温はプラス1℃、この時期にしては奇跡的な暖かさで、釣りやすい環境でした。
車がとめられない
冬の支笏湖ですが、雪は多くないので比較的車はとめられやすいのですが、前日に降った雪が多く、車がとめられない場所だらけで困りました…。
スコップ持ってきた方が良かったね、なんて話ながら、私の車を広い駐車場に置いて、多少深い雪でも問題ないX氏の車に乗り換えてポイントに向かいました。
釣り開始!!
湖のほとりは静かで、他の釣り人はなし!
こんなにいい天気なのに!!ただ、水面は無風過ぎて鏡状態です(笑)
X氏は支笏湖には小さすぎるルアー持ってきてしまい、車に戻ってるし!
先に私が、穏やかな雰囲気の中で釣りを開始しました。開始30分後、ドボンと魚がライズ!!デカイ!!
しかし、冬の支笏湖PEラインはガイドが凍って使えないため、ナイロンラインでは射程距離に入らず…。
その後45分に一回ぐらい魚のライズがありましたが、正午をまわり、波が立ってきたタイミングでぴたりとライズはなくなりました。
釣果の報告
釣行開始から約4時間。普段ならとっくに寒さに負けて、帰ってる時間ですが、なんと今回は気温がプラスだったため1月下旬なのにガイドが凍らないと言う事態に!!
風もなかったし、二人並んで、世間話をしながらの釣りはあっと言う間でした。
2時半になって、私が息子を迎えに行く用事があったので今日はここでギブアップです。
夕方まで粘ったら釣れそうな雰囲気はぷんぷんあったので残念です。
【釣りのコツと注意点】
初心者向けアドバイス
支笏湖は深場が多いですが、ブラウンは意外と手前にいることがよくあります。キャスティング後、底を取るのが難しいと感じた場合は(底をとる人ととらない人がいます)、リールの巻き速度を調整してみましょう。また、立ち込みすぎるはこの湖ではNGです!
水に入らないでキャストしても全然釣れることのある湖なのでそこは注意が必要ですね。
釣り場ごとの注意点
支笏湖は人気のある釣り場ですが、広いフィールドなので他の釣り人と適切な距離を保つよう心掛けましょう。また、湖底の変化が多いポイントがあったり、枯れた木が沈んでいることも多く根掛かりしやすいため、慣れないポイントでは表層を狙うイメージの方が釣りやすいですね。
【釣りの反省と次回の計画】
反省点
真冬の支笏湖では珍しくプラス気温でした。ナイロンラインだと距離が犠牲になって魚のいるところにルアーを入れることがきませんでした。PEラインを巻いたリールが車にあったのに置いてきたのは失敗ですね。
また、魚の活性が低い場面もありました。思ったより魚がいたので、スイッチの入る時間まで粘れたらチャンスがあったかと思います。
今回使ったルアー
今回使ったルアーをご紹介します!
シマノ トライデント90S
ペンシル使い慣れてない方だと、アクションが控えめなため本当に釣れるのだろうか?と思ってしまいますが、支笏湖は比較的遅く巻いた方が釣れるパターンが多いため、じっくり狙えるトライデントがピッタリです。
ラッキークラフト ワンダー80
こちらのルアーも支笏湖フリークには絶大的な人気を誇るルアーですね。
若い時、私が沢山お世話になったルアーです。
夜の支笏湖でも効果は絶大です。
テロテロ巻いて、ぴたっと止めると、ゆらゆらフォールするんですが、そこでバイトを誘発させる、支笏湖のブラウントラウト専用機と言って良いぐらい人気です。
【まとめ】
支笏湖での冬の釣りは、美しい景色とともにブラウンを狙う楽しみが満喫できる素晴らしい体験ですが、初心者の方には非常に厳しいフィールドです。釣れない、寒い、ツライ。なんてのは当たり前ですが、その中で釣れる一匹は本当に最高の思い出になるでしょう!これから釣りを始める方は、防寒対策をしっかりして冬の支笏湖を訪れてみてください!特に手元、首元、足元は重点的に防寒してくださいね!