モンスターサクラマスを狙って釣りに出かけるなら、北海道のどこでしょう!?
北海道の河川には、モンスターサクラマスを釣るための人気スポットがたくさんあります。特に、日本海側は、モンスターサイズのサクラマスが釣れる場所として有名ですね。
サクラマスは様々な河川に分布していますが、モンスターサイズを狙うなら、尻別川系や遊楽部川系がオススメですね!
これらの河川で釣れるサクラマスは、特に体重が3キロから5キロを超えるような大物が多い!これらの河川には大きなサクラマスが多く生息しており、モンスターサイズを狙いたいなら、やはりこのエリアが最適です。
参考文献と研究結果
ここで参考にしたのは、「北海道の河川に放流された標識サクラマスの海洋における回遊生態」(眞山紘氏・小野郁夫氏・平澤勝秋氏2005年)という研究論文です。
この研究によると、サクラマスは特定の河川群で非常に大きく成長することが分かっています。特に、遊楽部川や尻別川、天塩川、石狩川、静内川群では、1月から4月の間に急速に成長するサクラマスが多いことが伺えます!
逆に小さいのが標津川、斜里川、徳志別川群でした。
これがどう言ったことかと言うと、オホーツク海側では頑張っても大型のサクラマスを釣り上げるのは難しいという事で、大きいサクラマスを釣りたければ、尻別川・天塩川のような大きい川や遊楽部川に回帰するサクラマスを狙った方がよいという事です。
ではその河口に近ければ良いのか?
では、大きいサクラマスを釣りたければその、上記で述べた河川の河口付近で竿を振り続ければよいのか?と言われると、半分イエスで、半分ノーと私なら答えます。
半分イエスな理由は当然その川に回帰するのでその近くであれば良いことが理由です。
半分ノーな理由は基本的には冬に津軽海峡付近でこれらの魚の多くは越冬するので、南から北上してきたサクラマスを狙うのがベスト言えると思います。つまり、その河川から南側であればそれなりのチャンスがあると言うことですね。
私の釣行回数はそれほど多くはないですし、釣行時間も毎回2~4時間と短いですが、色々考えて釣りした結果、それなりの割合で大きなサクラマスを釣り上げていると思います。
狙うはフィッシュイーターのサクラマス
サクラマスは、目の前にいる食べられるものは何でも食べる傾向があります。
オキアミ、イワシ、サケ稚魚、イカなどなんでも食べます。
その中でもイワシやサケ稚魚を食べるサクラマスを狙う事がモンスターサクラマスを釣る第一歩と私は考えています。
何故かと言うと、私の25年間のサクラマス釣りにおいては、魚系を好んで捕食しているサクラマスは圧倒的デカイ傾向があると思っています。(胃の内容物から)
サクラマスのモンスターサイズを釣るためのテクニック
モンスターサクラマスを釣るためには、ただ釣り竿を持っていれば釣れるわけではありません!大物を釣るためには、いくつかのテクニックが必要です。どんな方法で釣れば、モンスターサクラマスに出会えるのでしょうか?
1. 適切なルアーと誘い方
モンスターサクラマスを狙うなら、ジグかジグミノー。この2択です。
モンスターサクラマスを狙いたいのにミノーはご法度ですね。
理由は簡単、トリプルフックは伸ばされやすいからです。
また、ランディングもシングルフックより難しいです。
私、過去に4キロ以上のサクラマスを釣った時、誰かに釣られて逃げている痕跡があるサクラマス多かったんですよ。
↓のサクラマスですが、

某ダービー優勝魚です。
これ釣り上げた時、口にミノーから食いちぎったと思われるトリプルフック刺さっていました。
他の人に釣られて、食いちぎって逃げたんでしょうね。
先日も、大きいなと思ったらちょっとフックのかかりが悪い状態で首振られたと思うのですが簡単に曲げられました。

サクラマスって、口が柔らかいクセに、ローリングが激しくてフック簡単に曲げてくるんですね。
強いフッキングでしっかりフックの奥までかけることも大事ですが、この柔らかい口がサクラマス釣りの難易度を上げていると言っても過言ではないでしょう!
なので、大きく強いシングルフックが使えるジグやジグミノーを推奨しています!
ミノーはとにかく一匹釣りたい人にオススメです。
ただ、群でサクラマスが溜まっている時は投げないでくださいね。
すぐルアーに慣れて釣りづらくなりますから(笑)
ちなみに、誘い方はタダ巻きで十分ですが、しっかりルアーを泳がせて、最後の最後まで綺麗に巻ききることが重要ですね!
2. ドン深より地形が複雑なポイントで浅めなところ
モンスターサクラマスは小魚が隠れやすい、磯の岸際や沖根、また、サーフでは岸際でヒットしやすいです。私の場合は全て岸際15m~20m以内でヒットしています。
なので、このラインをいかに丁寧に巻き切るかでモンスターサイズのサクラマスに出会える確率が高くなります。
また、深いポイントより浅めのポイントの方が、魚がいるレンジにルアーを送り込みやすい傾向があり、ヒットに持ち込みやすいです。
サクラマス釣りに最適な北海道の季節とタイミング
サクラマスを釣る最適なタイミングを知っていると、釣果が格段にアップします!モンスターサクラマスを狙うためのベストシーズンはいつなのでしょうか?
春からGW前がゴールデンシーズン
サクラマスは、春から初夏にかけて活発になるのですが、この時期がモンスターサクラマスを釣るのに最適です。特に、4月が最も釣れやすい時期。大きなサクラマスは、この時期に最も活発に食事をするので、釣りのチャンスも広がります。
また、川に遡上する直前の5月末から6月下旬も地味にねらい目です。6月末に釣れた70オーバーのサクラマスを見た時は驚愕しました!
時間帯は朝と夕方
また、釣りの時間帯も重要ですね。サクラマスは朝と夕方が特に活発になる時間帯なので、この時間に狙って釣りに出かけるとモンスターサクラマスを釣る確率が高まります!
朝か夕方か?と聞かれると、私の場合、全て朝でした。
北海道でモンスターサクラマスを釣るために必要な道具
モンスターサクラマスを釣るためには、しっかりとした道具が必要です!どんな道具を準備すれば、大物を釣るチャンスが広がるのでしょうか?
1. 強いロッドと耐久性のあるリール
モンスターサクラマスを釣るためには、強いロッドが必要です。大きなサクラマスは強い引きを持つので、しっかりとしたロッドを使って耐えることが大切です。
私はシマノのディアルーナを使っています。
もっと上を目指している方はシマノのエクセンスジェノスもオススメロッドです。
また、リールは耐久性が高く、ドラグ機能がしっかりしているものを選びましょう!
これからサクラマス釣りをはじめたい方はまず、こちらの記事から初心者向けタックルを参考に選んでください。

2. ルアー

サクラマス釣りには、先程も書きましたがジグやジグミノーなどのルアーが効果的!モンスターサクラマスには、パタパタと動きの大きなルアーが好まれます。
私は釣った全てのモンスターサクラマスは全てコアマンのゼッタイで釣り上げています。
他にも私がゴリ推しするジグについては下記の記事を参考にして下さい。


3.ライン
サクラマス釣りにおいてラインは重要!しなやかで強いラインを選ぶのは必須です。

そして、PEラインを使う上で必要なのがショックリーダー!
ショックリーダーで泣きを見る方も絶対に多いので、ここは気を抜かず良いショックリーダーを搭載してください。
ラインブレイク、すっぽ抜けは未然に防ぐことができるので不安なラインは絶対に使わないことがモンスターサクラマスへの近道です!

サクラマスのモンスターを捕まえた北海道の実際の釣果例
実際に北海道でモンスターサクラマスを釣った例を紹介します!これらの実績を参考にして、あなたも大物を狙ってみましょう!
日本海で5.5キロのモンスターサクラマス

どんな日だったの?
私のサクラマス釣行の98%は日本海!毎年3キロアップが釣れるポイントに行きますが、この年は大きいイワシが多くサクラマスが巨大化していました。
ただ、ベイトが多く、こんなにベイトが多かったらルアーなんて喰らいつかなそうと思っていたらいきなりきました!!
とにかく首振りが重く、一発でデカイとわかりましたが、サーフにずりあげてビックリ!
体高も凄かったのですが、とにかく厚みがやばかった!!
きっと私の人生でこのサクラマスを超える魚には出会うとことはないでしょう(笑)
モンスターサクラマスを釣るには、適切な道具とタイミングが大切ですね。特に、強いフックと強いライン。
そして、尻別川群など、モンスターサクラマスが多く生息する河川に回帰する魚を狙うことで、夢のサイズを釣るチャンスが広がりますよ!
まとめ
モンスターサクラマスを釣る上で絶対が時期とポイント選び!そして強いタックルを選ぶことです!
釣具店などで過去に実績のあるポイントなどを聞いてそれを信じて投げ倒すことが近道です。
みなさんも一生に一匹のモンスターハントを達成してください!
・日本海側ではモンスターサクラマスに出会える可能性は高い!
・ジグやジグミノーにシングルフックをつけて戦え!
・しっかりとした張りのあるロッドが戦いやすい!
・強いラインに強いフックは必須!