先日、シマノが新製品の発表をしましたね!大方、事前にこんなが出そうと巷じゃ騒がれていましたが、今回は私が注目すべき3つのアイテムについて、スペックを見た感想を書いて行きます!
もちろん私が大好きな大物釣り用のアイテムです!
新製品の概要
ステラSWシリーズが変わる
今回、ステラSWシリーズにおいて、10000PG,10000HG,14000XGの発表がありましたね。シマノのホームページで外観を見ましたが、ステラらしいかっこよさです。一体、どんなところが変わったのか?私が注目すべき点は
・XXタフドラグによるドラグ性能の向上
・インフィニィティループによるキャスタビリティの向上
・インフィニティクロスによるギア強度・耐久性の向上
・アンチツイストフィンによるライントラブルの防止
・ハンドルノブへの防水シールの追加
・ドラグノブの大径化
などが挙げられます。
個人的に特に、SWシリーズで一番注目したいのがドラグ性能の向上です。
従来のSWシリーズも相当強靭的なリールでしたが、魚のサイズは選べませんね。
予想外の大物をヒットさせて、魚の引きに負けてドラグを焼いてしまい、滑らせた。
一度ドラグを滑らせると、ドラグを締めつけても既に時遅し。
もうドラグワッシャー交換するしかないですよね。
当然、ファイト中に交換できるわけもなく、悲しい思いをしたアングラーも多いのではないでしょうか?
新しくなったステラSWでは専用のカーボンワッシャを採用して、大型化させた。
これにより従来モデルと比較して熱によるドラグ力の低下を約30%も低減することができたそうです。
この30%は大きいですね。
熱ダレによる低下が少なければ少ないほどファイトは短くなりますし、アングラーの負担も減りそうです。
つまり、今まで諦めてしまった魚が釣れる確率がぐんと上がるってことに繋がるので、この差は限りなく大きいかと思われます!
大注目のライン オシア17+PE
続いて、私が注目した2アイテム目はオシア17+PEでした。
これどんなラインかと言うと、16本の鞘構造に1本の芯を通した17本構造の新世代オフショア用PEラインになっています。
実は真ん中に芯がある構造のラインは他社であるのですが、シマノは16本の鞘構造にしてきました。
100kgを超えるビッグフィッシュをヒットさせたことがある方ならわかると思うのですが、従来の芯のないラインは、魚が走ったり、巻き上げを繰り返すと、摩耗してどんどんラインが細くなりますよね。
ファイト後にガイドを見たらラインのカスがたっぷりついていたことありませんか?
私、250~300kgクラスのクロマグロのダブルヒット見たことあるんですけど、ファーストラン止められず、一気にライン出されるとあっと言う間にラインって切れてしまうんですね。
どんどんラインが細くなたったり、リールが熱をもったことで、著しく強度が低下してラインブレイクへ繋がりますよね。それが従来のラインです。
今回は超高強度ポリエチレン繊維IZANAS🄬が使われており、ラインが細くなってきても、ある程度芯で強度を保っている構造なので、その辺の対策もしっかりされているようです!!
ライトタックルのラインに較べると価格もそれなりにしますが、一生に一度のチャンスを物にする釣りですからこれぐらいの準備は必要になってきそうです。
オシア17+PEのスペックとオシア8のスペック比較
オシア17+PEの気になるスペックですがオシア8PEと比較してみましょうか。
6号以上でまとめてみました。
6号 | 8号 | 10号 | 12号 | 15号 | |
---|---|---|---|---|---|
最大強力(lb) | 105 | 139 | 169 | 197 | 241 |
最大強力(kg) | 47.7 | 63.1 | 76.7 | 89.5 | 109.3 |
PE編み本数 | 17 | 17 | 17 | 17 | 17 |
今回オシア17+PEからはなんと、15号が出てきました!!
15号って人力で切れるのだろうか…
スペックだけ見ると絶対に切れませんよね…ってぐらいのスペックです。
特に実用性が高そうな12号に関して、最大強力(lb)は197となっており、正直、こんな高い数値見たことありません。と言った感じになっています。
また、オシア8PEと比較して10号以上は極端に強くなっています。強度、耐久性も強くなっているとのことでこれは期待大ですね!
オシアプラッガーリミテッドも新しく!
オシアプラッガーリミテッドの魅力
オシアプラッガーリミテッドの魅力と言えばその扱いやすさ!強いて言えば、キャスティング性能が代表的かと思いますが、新しくなったオシアプラッガーリミテッドは更にキャスティング性能に磨きがかかったようです。
発表された番手はMAX10号ライン、MAXウェイト200gまでですが、これ以上の魚と戦う方と言うのは限られたアングラーになりそうですね。
オシアプラッガーリミテッドのここに注目した
新しいオシアプラッガーリミテッドですが、想定されるリールサイズのガイドの理想ポジションを徹底分析して、シマノ独自のガイドシステムを導入してきたのですが、シマノはこのガイドシステムは他社を追従をさせない感じですね。
この辺の商品開発の熱量は流石シマノと言った感じです。張りの強いロッドでキャストしてスカン!とラインが抜ける気持ち良さはシマノの特融で、色んなロッドでも体験できると思います。
大型番手のステラSWは未発表
前回のSWシリーズ発表の時もそうだったのですが、大型番手のステラSWの発表は今回されませんでした。今後、どんな感じで発表されるのでしょうか?
現行では18000番、20000番、30000番がありますが、個人的なサイズ感では20000MAXスプールサイズのHGが出てくれると嬉しいですね。
まとめ
今回、相当オフショアシリーズに力を入れて来たな。と、強く印象を感じました。※私が興味あるからなおさらそう見えたのかもしれませんけど(笑)
さて、みなさんが当初予想していた新モデルは出てきましたか?
強いリールに、強いライン。それを生かすロッド。ドンドン進化する大物タックル。発売日が待ち遠しいですね。