夕方の釣り帰りや、港での夜釣り。汗が急に冷えて「ブルッ」となる——あの瞬間を減らしたいですよね。今日は、私が実際に山・川・海で使ってきた「トップバリュ BODY SWITCH 肌側ドライメッシュインナー」を、釣り人&アウトドア好き視点で実際に半年着た印象を解説します!
結論

- 圧倒的なコスパ!2025年11月現在税込み2,178円!
- 「汗が肌に貼りつかない」=肌側ドライを作る粗目メッシュが不快感を大幅に緩和!
- 素材はPP(ポリプロピレン)65%/ナイロン25%/ポリウレタン10%。吸水しにくいPPを肌側に置く設計で、登山用高級メッシュと同じ思想。コスパはかなり高い!
- 釣り(ナイト港湾・オフショア)や発汗→停滞が起こる登山(休憩・稜線待機)で特に有効だが、透けや首元の露出はコーデ次第で注意!
何が良いって?圧倒的なコスパです!
アウトドアメーカーが販売しているドライメッシュ系のインナーって結構いいお値段しますよね。
しかし、トップバリュの肌側ドライメッシュインナーは、税込み2,178円を他社を価格で圧倒的に引き離しています。
もちろん、性能も価格を考慮すると十分でした。詳しくは以下で説明していきます!
サクラ税込み2,178円なら気軽に着てみよう!ってなるよね!
なぜ“メッシュ×速乾”の二層が強いの?


このドライメッシュインナーは吸汗速乾ウェアを上に着るのが前提です!
セットで着ると以下の現象が起こり、汗をかいても快適に過ごせるとのこと。
快適に過ごせるメカニズム
真夏の暑い季節以外にも、厳寒に防寒着を着こめばそれなりに汗をかきます。
肌と汗で濡れた吸汗速乾ウェアを離す。
肌に汗膜が残りにくく、汗冷えを低減。登山では、登りで汗をかいて、下りや停滞で冷える場面に効きます。
素材と設計



アウトドアスポーツは体温管理が大変!大きく体温を変化させない対策も必要です!
おすすめ吸汗速乾シャツ
フィールド別インプレ(登山×釣り)
登山(夏・日帰り)


- 登り時の沢山汗をかく時に、汗戻り感が少ない。
- 行動食&写真休憩で止まるたびのゾクっと冷えが和らぐ。
- ベース上は薄手の吸汗速乾Tが相性◎
釣り(夜釣り&船)


- ナイトゲーム(港湾):いきなり来る、夜釣り特有の汗冷えを緩和。沢山着込んでも安心感◎
- オフショアフィッシング:移動や潮風で体温が下がる局面でも、肌がベタつきにくいから保温層が働きやすい。一日中太陽の下にいるため、大量の汗をかいても快適性を維持しやすい!
- 臭い残りは少なめの印象(個人差)。イオンのホームページにて強力抗菌・消臭(汗臭)の表記ありです。
こんなデメリットも
- 透けやすい:薄手シャツの下では「アミ模様」が透けて気になることもあります。
対策=やや厚手のトップス、もしくは黒や濃色のウェアを重ねると目立ちにくいです。


- 首元が見えやすい:Vネックや開きの大きいシャツだと、メッシュが覗く場合があります。
対策=クルーネックのTシャツ、もしくは襟の開きが小さいウェアと相性が良いです。 - 万能ではない:上に重ねるウェアが綿100%(吸汗しない素材)だと、本来の「汗を吸い上げる仕組み」が働きにくくなります。
対策=吸汗速乾Tシャツを重ねて、汗を外へ逃がすレイヤリングが前提です。
サイズ・素材・お手入れ


- 素材:ポリプロピレン65%/ナイロン25%/ポリウレタン10%
- 洗濯:洗濯機可(ネット推奨)。
- 構造:粗目メッシュ/脇シームレス/ストレッチ。
どう着る?レイヤリング実例(山・海)
- 肌側:ドライメッシュスリーブレス(アミアミ)
- 中間:吸汗速乾Tシャツ(ポリエステル系/薄手)
- 外側:風対策にウインドシェル or レインウェア(気温が低い日は薄手フリース追加)
この三層は「肌から汗を離す → 中間が吸い上げて拡散 → 外側で風を遮断」という流れを作ります。
特に“汗をかいたあとに動きが止まる場面”で、冷え込みが変わります。
登山なら休憩や山頂での待機、釣りならキャスト後の待ち時間、移動中の潮風などで体感しやすいです。
「汗→停滞→風」の組み合わせでも、肌がベタつきにくく、冷え戻りが起こりにくいのがポイントです。
真夏のレイヤリング例(汗処理&日差し対策)
- 肌側:ドライメッシュスリーブレス(アミアミ)
- 中間:薄手の吸汗速乾Tシャツ(ポリエステル系)
- 外側:薄手のサンシェードフーディー or 速乾パーカー(UV対策/通気重視)
真夏は「汗の処理」が最重要です。肌側のメッシュが汗を肌から離し、中間の吸汗速乾Tが汗を吸い上げて乾かします。外側は厚着しすぎず、風が抜ける薄手のサンシェード系が快適です。
登山なら日差しの強い稜線や沢筋、釣りなら日中の港・磯・船上で体感しやすく、汗だくでもベタつきが戻りにくい組み合わせです。
真冬のレイヤリング例(汗冷え&風対策)
- 肌側:ドライメッシュスリーブレス(アミアミ)
- 中間①:吸汗速乾Tシャツ(ポリエステル系/長袖)
- 中間②:薄手フリース or アクティブインサレーション
- 外側:防風ジャケット or レインウェア(止水/防寒)
真冬は「汗が一気に冷える」のが最大の敵です。肌側メッシュで汗を離し、吸汗Tが汗を受け取り、フリースや化繊ジャケットで保温層を作ります。
外側は風を遮断するシェルが必須。特に釣りの待機(アタリ待ち、船移動、潮風)や、登山の山頂休憩・写真タイムで冷えの差が大きく出ます。
ポイントまとめ
結局どの季節も、汗が肌に残ったまま風に当たると一気に冷えます。「メッシュ → 吸汗速乾 → 防風」という順番ができていると、汗が肌から離れ、冷え戻りしづらくなります。
真夏:汗処理と日差し対策がメイン。外側は薄手で風が抜けるもの。
真冬:汗冷えと風冷えがダブルで来るので、保温層と防風シェルが必須。
共通:肌側にドライメッシュ → 中間で吸汗 → 外側で風を遮断が基本。
実体験:オフショアの場合


真夏の超絶暑い日に船に乗って釣りをしてきました!
360度見渡す限りの沖では太陽から逃げる術がありません!
もちろん、汗でべとべと、しかし、船が走れば涼しい状態。



さらに、魚が釣れると魚臭くて相乗効果で不快指数100%(笑)
そんなスパルタな状態でも一番上の速乾シャツがべたつくこともなく快適に釣り終えることができました!
キャスティングの時にペタっと皮膚にくっ付かなくてキャストしやすかったです!
実体験:軽登山の場合


ご近所の、比較的標高が低い山に登ってきました。
登山なので常時汗をかいている状態ですが、一番いいな~と思ったのがリュックを背負っている背中!
リュックがあると背中に熱がこもって徐々に不快になりますよね。そんな時もいつもより快適に登ることが出来ました。
また、冷えやすいお腹も、適度にドライな感じが続いて極端に冷えるって感覚もいつもよりは抑えられているような気がしました。
もちろん、ガスの中に突入して急に気温が落ちる瞬間もいつもより、ヒヤ!っとする感じは抑えられていました。
こんな人におすすめ/向かない人
購入前チェック
- サイズ感は?
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伸びは良いが、肌に軽く触れる程度のフィットが機能的。迷ったら胸囲基準でジャスト寄りを。
着た感じはかなりピッタリです。
私は185cm95kgでXLです。肌肉質な体形ですが、もとからピチっとしている、そしてノースリーブのためさほど窮屈ではなかったです。 - 1枚で着ていい?
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外着1枚運用だと透け・露出しまくりで無理です(笑)
中間に吸汗速乾Tを重ねるのが前提。 - 臭いは?
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汗臭対応の表記あり。私個人は特に臭いを感じなかったので対策はされているのかと思います。
まとめ:コスパで“汗冷え”と”ペタ”を抑える一枚
「肌側ドライ」を作る思想と、粗目メッシュ設計は山・海の“止まる瞬間”に効く!
価格以上の機能体験が期待できる反面、見た目の透けと外層選びは要調整!
登山・釣りのコスパ最強インナー候補として、まず試す価値は十分!



