「寒い港で、手がかじかみながらコンビニコーヒー…」って、あるあるですよね。
そんな時に気になるのが マキタの充電式36Vケトル KT360DZ。結論から言うと、“ハマる人には最高、合わない人には重くて高い”タイプです。スペックと使いどころを、釣り人目線でまとめます。
KT360DZはどんなケトル?
KT360DZは、マキタの36V用ケトルです。
電源は 18Vバッテリーを2本(18V×2=直流36V)使う方式で容量は 0.8Lあります。
主要スペックをサクッと
まずは主要スペックです。
- 電圧:直流36V(18V×2)
- 容量:0.8L
- 0.8Lの湯沸かし所要時間:約8分(目安)
- サイズ:長さ233×幅263×高さ307mm(バッテリー除く)
- 質量:全体3.3kg(BL1860B×2装着時の例)、台座1.0kg、ケトル約1.0kg(空のとき)
- 1充電あたりの湯沸かし目安(開始水温23℃/室温23℃の参考値)
- BL1860B×2:約1.7L / 2.1回(0.8L換算)
- BL1830B×2:約0.8L / 1.0回(0.8L換算)
※気温・水温・気圧・バッテリー状態で変動します
釣り・アウトドアで「おすすめ」できる理由(メリット)
サクラ釣り人的に感じるメリットです!
メリット結論
- 火を使わず、港・河原・車中でも安全にお湯が作れる。
- 容量は0.8Lで、カップ麺とコーヒーを同時に用意できる釣りの休憩セットにちょうどいい。
- マキタ18Vバッテリーを既に持っている人なら、初期コストを抑えて導入できる。
メリット1:港・車・磯で「温かい飲み物」が作れるのは正義
釣りって、体が冷えると集中力が落ちますよね。
冷えた体、車に戻ってきて温かい飲み物をその場で作れると、一気に疲れも吹っ飛ぶものです。これは地味に大きいかな~って思います!
メリット2:0.8Lは“釣り現場”にちょうどいい
0.8Lって、カップ麺1つ+飲み物くらいで使い切りやすいですね!
大容量より「無駄なく回せる」サイズ感が、現場向きです。
メリット3:BL1860B×2なら湯量に余裕が出る
BL1860B×2で 約1.7L が目安。
0.8L沸かしても、次の一杯の余力が残る計算なので、朝まずめ〜日中の休憩まで組み立てやすいです。
ここは冷静に:デメリットと「向かない人」
デメリット・注意点
- 本体・台座・バッテリー2本を含めると、荷物はそれなりに増える。
- 即湯ではなく、0.8Lで約8分程度の待ち時間が必要。
- 18Vバッテリーを持っていない場合、初期コストが高くなりやすい。
向かない人1:徒歩移動が多い、荷物を極限まで減らしたい
渓流で長く歩く、サーフでランガンする、みたいなスタイルだと
「ケトル+台座+バッテリー2本」は正直重いです。
向かない人2:即湯が欲しい(待てない)
0.8Lで約8分は、ガスの爆速に慣れてると遅く感じます。
「沸騰までの待ち時間も休憩の一部」と割り切れるかが分かれ目。
向かない人3:冬の極寒で“何回も”沸かしたい
取説の回数は 水温が23℃条件の参考値。
真冬の北海道の港みたいに条件が厳しいと、目安より落ちるのは普通に起こり得ます。
マキタの充電式ケトル|実体験
スペックはわかったけど、実際使ったらどうなの?っての気になりますよね?



それでは、実際にカップラーメンまでたどりつくにはどうなるか実験してみました~!
外観
外観はごらんのとおりこんな感じ。


横


後ろ





結構大きいんだけど、安定感がすさまじい!ちょっとやそっとじゃ倒れないね!
今回はマキタの18V互換バッテリーを使用しています。
お湯が沸くまでの時間
さて、カップラーメンのお湯ができるまでどうなるでしょうか!
今日は気温が0℃ぐらいで実験です。ちょっぴり冷えたペットボトルの水をケトルに400ccほど入れました。
スタートボタンをポチっと一回押します。
4分経つか経たないかでケトルから沸騰する音がしてきました。


結局お湯になるまで


4分44秒かかりました。
そして、熱々のお湯をカップラーメンに注いで


完成!!!



こ、これはたまらんです!!
釣り終わってから、片付けしてる間にお湯が沸いて、さらにラーメンまでできそうですね!





ちなみに今回は150ccお湯が余ったので、普通のカップラーメンなら、適量入れればもっと早くお湯が沸くね!
じゃあ結局、誰におすすめ?
おすすめできる人
- マキタ18Vバッテリーを既に2本以上持っている。
- 港・船・車横など、定点寄りの釣りが多い。
- 冬の釣りやアウトドアで快適性を重視したい。
向かない人
- 徒歩で長距離を移動する釣りがメイン。
- 軽さと携行性を最優先したい。
- とにかく早くお湯を沸かしたい人。
こんな疑問にお答えします
- 充電式ケトルKT360DZって何が付いてくる?
-
本体のみでバッテリーはついてきません。
18Vのバッテリー2個と充電器が必要になります。 - どれくらい沸かせる?
-
取説の参考値では、BL1860B×2で 約1.7L、0.8L換算で 2.1回が目安です。
- 沸騰まで何分?
-
0.8Lで 約8分が目安です。
今回は400ccを4分44秒で沸かすことができました。
まとめ
結論的に、釣り人の私としては激しく釣り人やアウトドア好きにおすすめしたいです!
それなりの重量はありますが、車であればさほど大きな荷物ではないですし、火器も使用しないので安全性も高いです。ボタンたった一つでいつでもお湯が沸かせるメリットは、想像以上に便利で、特に北国の釣り人やアウトドア好き、さらに車中泊好きに刺さるアイテムだと思いました!
以上!今回はマキタの充電式ケトルのご紹介でした!


