タモ入れ失敗を減らす!プログリースDXでトラブル対策

港でタモの柄を伸ばしてサクラマスをキャッチしているアイキャッチ画像

タモ入れってうまくいかないとき、ありませんか?せっかくいいサイズが掛かったのに、タモの柄が伸び切らない!タモ入れしようと思ったら水中でネットが回転する!なんて経験、釣り人なら一度はあるはずです。今回は、そんなタモ入れのトラブルをグッと減らせる、シンプルだけど効果抜群な対策を書いてみます。
ただし!用途以外の素材に使用するので自己責任でご参考に…。


目次
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タモ入れでよくある失敗、あなたはどれ?

まず、よくあるタモ入れの失敗パターンを整理してみましょう。思い当たるものはありませんか?

  1. タモの柄が伸び切らない
  2. 伸び切らないまま水面にネットを入れたら、水の抵抗でくるくる回転してしまった
  3. 思ったようにネットが付いてこない
  4. 魚がネットに入らない、関係ないところにフックが引っかかってしまった

タモの柄がスムーズに伸びるかどうかが、タモ入れ成功率を大きく左右します!

シロ

こういったトラブル、実は「タモの柄の滑り具合」に原因があることが多いんですよ。特に、柄がうまく伸びないことで後続のトラブルが連鎖します。


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アルミシャフトが理想、でも現実は?

私はタモに関しては激しくアルミシャフトを推奨しています。剛性が高くて扱いやすいんですよね。
無理やりジョイントつなげて長くすることも可能ですが、2mちょっとぐらいが限界なのでデメリットです。

壁に立てかけられたランディングネットが付いたアルミシャフト

理想は「タモをいつも伸ばした状態でセットして釣りすること」。でも、足元に波が来るような状況ではそうはいかない場面も多い。そんなときに、タモの柄をサッと素早く伸ばせるかどうかが勝負です。


結論:プログリースDXを塗るだけ!

シロ

先に結論を言うと、対策はこれです。

タモの柄にプログリースDXを塗る

これだけです。でも、これを実践するまでにはちょっとした試行錯誤がありました。その経緯もあわせてお伝えしますね。


シリコンスプレーからプログリースDXへ。私の試行錯誤の歴史

愛用タモの柄はテイルウォーク「キャッチーバー改」

私が愛用しているのはテイルウォークのキャッチーバー。価格が比較的手の届きやすい帯域にあって、張りがあって非常に使いやすい一品です。

まずはシリコンスプレーを試した

ひと昔前は、タモの柄にシリコンスプレーを塗布することを推奨していました。安くて手軽なんですよね。

ところが、一つ気に入らない点が出てきました。それが滑りすぎる問題・耐久性問題です。シリコンスプレーを塗ると思ったより滑りが良くなりすぎて、タモが伸びてから戻りにくくなることがあったんです。伸ばしたはいいけど縮められない、というのは案外困ります。そして、耐久性もなくボツに…。

次にフッ素オイルを試してみた

そこで次に試したのがフッ素オイルです。

低摩擦性・耐荷重性・撥水・撥油性を持ち、べたつかず、持ちも良い。スペックだけ見るとかなり効果がありそう!……なのですが。

実際に使ってみると、思ったよりシリコンスプレーと変わりなく、コスパが悪い印象でした。価格もちょっと購入をためらうレベルです。

ジムで気づいた「ちょうどいい滑り」のヒント

そんなある日、ジムで筋トレをしていると、スタッフがプレートを入れるバーにプログリースDXを塗布しているのを見かけました。

スポーツジムの様子。沢山のフリーウェイト器具がある画像。

試しにそのバーを使ってプレーを入れてみると……引っかかりはないのに、めちゃくちゃ滑るわけでもない。少しヌルリとした感じがある。

シロ

あれ、これってタモの柄に使えるんじゃないか?

と閃きました。

後日、シリコンオフを吹き掛けて脱脂してからプログリースDXを塗布してみたら……ビンゴ!まさに理想の感触でした。


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プログリースDX施工の手順を解説

では、実際の施工方法をステップごとに説明します。難しいことは何もありません。

用意するもの

KUREのプログリースDXのスプレーボトルを持っている画像
  • ウェス(雑巾や古布でOK)
STEP
タモの柄をバラバラに分解する

タモの柄の後ろのキャップを外して、全てのパーツをバラバラにします。たまに分解するとちょっと匂いがすることもあります(笑)。あまり手入れしていなかった証拠ですね。

壁に立てかけられた分解したタモの柄
STEP
水洗い → 水気をウェスで拭き取る

パーツを綺麗に水洗いして、ウェスでしっかり水気を拭き取ります。水分が残っているとグリスが乗りにくくなるので、ここはちゃんと乾かしましょう。

STEP
ウェスにプログリースDXを吹き掛けてから塗り込む

プログリースDXを直接タモの柄に塗るのではなく、一度ウェスに吹き掛けてから、タモの柄に塗り込みます。薄く均一に伸ばすのがポイントです。

ウェスにプログリースDXを吹き掛けた画像

ここだけは塗らないで!注意ポイント

注意:ジョイント部(はまり込む部分)には塗らない

各パーツが差し込まれてしっかり固定される「ジョイント部分」には塗布しないでください。

分解したタモの柄のジョイント部

ここに塗ってしまうと、滑りが良すぎてタモの柄がきつくはまり込み、縮まらなくなることがありました。

塗るのは、ジョイント部分を除いたスライドする箇所全体です。


施工後の感触と効果

もとに戻して実際に伸ばしてみると、しっとりと、滑りすぎずちょっぴりヌルリ感がある。シリコンスプレーのような「すっ飛ぶ」感じではなく、「すっと伸びてしっかり止まる」感覚です。高級感のある滑り出しですね。

ランディングネットが付いた状態のタモの柄

私はこの対策でいつもタモ入れしています。この「ちょうどよさ」がプログリースDXの強みです。

長期的に使用するとどうなるかわからないのが注意点!

実は最初に自己責任でと書きましたが、実は缶の使用上の注意に「金属以外に使用しない」と記載されています。
あくまでも金属に使用することを目的に作られているようです。
なので、長期的に使用するとどうなるのか保証されていないのが現状ですし、金属に使用して初めてその効果が得られると思われます。
もしかすると、タモのコーティングや樹脂などに悪影響がでるかもしれませんので、その辺はよく考えて使用された方がよさそうです。


プログリースDXのここが優秀

  • 超耐水性:多少の水ではとれない。釣り場での使用にぴったり
  • 長持ち:一つ揃えれば何年も使えてコスパ抜群

今回使用した商品:KURE プログリースDX

今回使用したシリコングリスはこちらです。

超耐水のシリコングリスで、水濡れが多い釣り場でも安心して使えます。ベタつきが少なく、テープやゴム、プラスチック素材にも使えるため、タモの柄の素材を問わず使いやすいのも魅力です。


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まとめ:タモ入れのトラブルはシリコングリスで解決できる

タモの柄が伸びないトラブルや、思ったように操作できない失敗の多くは、柄の滑り具合を調整することで改善できます。シリコンスプレーは滑りすぎ、フッ素オイルはコスパが悪い。そんな悩みを解決してくれたのがプログリースDXでした。
使用するネットのサイズや重量によって変わるかも知れませんが、もし「タモ入れが難しい」「失敗が多い」と感じている方は、ご参考に。ただし、金属以外に使用しないでとの注意もあるので自己責任でお願いしますね(笑)

それでは、良い釣りを!シロでした!

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