キャッチアンドキープされる釣り人なら「もっと効率的に魚を冷やす方法ないかな?」って、一度は考えたことありませんか?
どんな方法が安上がりで手間がかからないかなど。
今回はそんな「釣り人の氷・保冷問題」について、私の実体験を交えてリアルにお伝えします。
他人の保冷事情、地味に気になりますよね(笑)
保冷剤・製氷機・市販の氷…選び方ひとつで快適度も釣果の鮮度も変わってきますよ!
氷と保冷の選択肢、何が正解?
オーソドックス派:保冷剤を使うスタイル
まずは王道の保冷剤。最近は性能も高く、値段も手ごろなものが増えてきましたよね。

えっ、保冷剤ってどれ使ってるの?
私が愛用しているのはこちらです!
→ メリット
→ 実体験
ただし、冷凍に1日以上かかることもあり、冷えすぎて魚が凍ることも(笑)。なので、2Lペットボトル氷と併用しています。
このタイプの保冷剤は「魚が凍っちゃうくらい冷たい」のが強みですが、扱いにはちょっと慣れが必要。釣り場でキンキンに冷えた魚を持ち帰りたい方にはオススメです!
→デメリット
オーソドックス派2:ペットボトル氷で十分
ペットボトル氷派の方もかなりいらっしゃると思います!!
私もそちらの一派でした(笑)
しかしまぁ、嫁からの視線が痛いのなんのって(;´∀`)
冷凍庫、いつも、魚で溢れかえってるのにそこに更にペットボトルでも入れた日には「邪魔臭いな」と言う視線が突き刺さります…。
そんな方にはですね、追加で冷凍庫の購入をオススメいたします!
どさくさ紛れて釣った魚のストックもできちゃう、ありがたい存在になりそうですね。
置く場所と電気代の説得は必要になりそうですが(笑)
→ メリット



ペットボトル氷は王道中の王道だよね!
→デメリット
ブリやサケ以上の大物相手は…氷が足りない!
大きな魚になってくると、保冷剤だけじゃ全然足りないんですよね…。
しかも冷凍庫がいつもパンパンになって家族からイヤ~な目で見られることも(笑)
実際のところご近所に製氷機があるって方以外は氷買いに行くって結構な手間ですよね…。
私は氷を買いに行って家に帰って来るまで1時間以上かかるので、釣りに行く途中に、本線を外れて買いに行くわけなんですが、まぁ面倒くさいったらありゃしないです(笑)
特にマグロなどの大物釣りになると氷の消費量ってハンパないんですよね…。
20kg?



ぜんぜん足りません…
20kg用意して、釣りして車の中のクーラーボックス開けたら、その時点でめっちゃ氷溶けてるんですよね(^^;
また、釣りたてのマグロってメチャメチャ温かいので氷の溶けるスピードって尋常じゃないです。
そして、家に帰って来てから数日熟成クーラーボックスの中で熟成させる方が多いと思うのですが、そこでもかなり消費します。
12月ぐらい北海道であれば、雪があるのでどうにでもなるのですが、真夏だと本当に氷の確保って大変です。
50kgぐらいはマグロ釣りをされるのなら氷は欲しいですね。
その手間、労力を考えると家で20kg~30kgぐらいの氷抱えて釣りに行くのもありかなと思います。
家に帰って来ては継ぎ足し継ぎ足しで熟成させることを考えると家に製氷機があるのもありですね。


製氷機導入のすすめ?デメリットも正直に…。


業務用製氷機(中古)で一気に解決!
私は一日25kg作れる製氷機を導入しています。ストック容量は約14kg、釣行前にクーラーボックスへGO!
→ メリット
→ 実体験
中古で10万円以下のモデルを導入。設置場所は2F洗濯機スペース(誰も使っていない場所)に落ち着きました。
【注意点】製氷機は万能ではありません
・電気代(月約3千円)
・音がうるさい(深夜に「ガシャーン!」)
・ハイパワーなのでブーン
・設置場所の条件(給排水が必要)
→デメリット
実はですね、電気代ですが結構します。月に2〜3千円は覚悟した方がいいです。
ただ、私の場合は釣行の前に氷作って普段は空にして電源を落としているのでそこまでかかりません。数百円程度です。
また、これも業務用ならではですが、夜中に大量の氷が出来上がるとガシャーン!っと出来上がった時に氷をひっくり返すのか音がします(笑)
また、結構パワーがあるためかブーンって音もします。
結構やかましいので、寝室に音が届かないところに置かれるのが良いです(笑)できればガレージとかに置きたいです。
また、給排水が必要になりますので業務用は場所も選びます。
製氷機もあれば便利なんですが、良いことばかりではありません。



製氷機は色々余裕のある方におすすめだよ!
市販の氷を買うという選択
「じゃあ、氷買えば?」という話も当然あります。
氷の値段と釣行頻度の関係
例えば10kgの氷が350円としたら…
釣行回数/月 | 使用量/回 | 氷代/月 |
---|---|---|
2回 | 10kg | 約700円 |
4回 | 10kg | 約1,400円 |
これを3ヶ月続けたら約4,200円です。
一般的な釣り好きレベル。
キープ釣り主体な方。いつも冷凍庫がパンパン。
一軒家等で置くスペースがある。
そんな方は製氷機の導入もアリです!
実際のところ20kg・700円ぐらいで販売されるケースも多く、場合によってはこの倍の金額になることも予想されます。



はぁ~、冷たい氷でキメて欲しいぜ~!
氷を販売されている場所
例えば私が住んでいる札幌市内では大型の釣具店や中央卸市場で氷が販売されています。
詳しくは氷やの橋さんのホームページをご覧ください。
氷やの橋さんのホームページはこちら
その他に、各港の組合に行けば購入できることもあるようですし、魚屋さんや水産加工場で購入できるパターンもあるそうですので、一度近所の魚屋さんに聞いてみるのもありですね。
また、市場の場合独自のルールがあることがありますので、氷を購入される場合は事前に確認してください。
裏技:小物釣りは冷凍冷蔵庫でカバー!
イカやニシン釣りなら…
私が愛用しているのが車載冷凍冷蔵庫 MHD14F。


昔からあるんですが、これ、冷凍機能があるので保冷剤も氷も不要な釣りができます。
どんな使い方かと言うと、車に入れて家を出る時にスイッチオン!!
急に冷えないのであらかじめ冷やしておくんです。
釣ったイカなどはジップロックに入れてそのままこの冷蔵庫にポイ!!
保冷力もそこそこあるのでそのままクーラーボックスとして使いながら家に帰宅でOKです。
→ メリット
→ 実体験
北海道のニシン釣りやイカ釣りでは、これが最強です。
ちなみにですが、デメリットも説明しておきます。



めちゃ重たいです(笑)
11.5kgあるので結構ズッシリきます。
そこに魚を入れるとなると更に重たくなります。
また、音ですがかなり静かです。コンプレッサー式なのに驚きました。
冬は保温庫として使えますので例えば、寒い寒い釣りから帰って来た時に丁度良く保温された缶コーヒーが待っている!と言う特権もあります!
結論:釣りスタイルで氷を選べ!
スタイル | オススメ保冷法 |
---|---|
月1~2回・手軽重視 | 市販の氷やペットボトル氷 |
中~大物中心 | 高性能保冷剤+2L氷 |
頻繁な釣行・大型魚 | 製氷機(中古含む) |
小物&車中泊 | 車載冷凍庫MHD14F |
まとめ:釣り人の氷問題は「自分に合った方法」を選ぼう!
最終的には、自分の釣行スタイルと頻度に合った選択がベスト。
個人的には「面倒くさがり&大物釣り派」なので製氷機がピッタリですが、
人によっては市販の氷や保冷剤で十分な場合もあるでしょう。
そして…
クーラーボックスに冷蔵機能が搭載される時代、そんな時代にもなってきています。
ペルチェ素子で自作、できるかな…?構想は練ってます!