こんにちは!シロです!
「やった!マグロ釣れたぞー!」って思ったのも束の間…
「クーラーボックスに入らない!」って焦った経験、ありませんか?
私はあります(笑)当たり前のことなんですけどね、マグロ。大きいです。
特に150kgを超えるマグロになると、もう「持って帰る」って行為自体が一つのイベント。
私もなんとかギリギリで収まってきたタイプですが、次はもうヤバそうな気がしてます…。
ということで今回は、200kgクラスが釣れちゃっても何とかなる!
ちょっとした裏技的な使い方ができる「フラッシュユニオンのモンスターマグロバッグ用インナーバッグ」を紹介していきます!
マグロ釣りでクーラーボックスに入らない問題、どうしてる?
マグロ釣りしてると、周りでもイグルーやコーホーの特大クーラー使ってる人、多いですよね。
ダイライトクラス
になると重量もなかなかで、運ぶのも一苦労。正直、ハイエース級の車じゃないとキツイです。
私の場合はというと、マグロがまるっと入る冷蔵庫がある環境にいるので、
「家まで持ち帰れればなんとかなる!」スタイルです。
…羨ましいでしょ?(笑)
だから、基本的にはイグルーやコーホーのクーラーは氷専用。
肝心の魚体はマグロバッグ(防水バッグ)へイン!って感じで釣りしてます。
広い一軒家ならまだしも、あんなクーラーボックス何個も家に置いておけませんしね(笑)
今まではプロックスの旧型マグロバッグを使ってました
私が最初使っていたのは150cmの昔のプロックス製マグロバッグ。
保冷機能?そんなのありません(笑)

頭と尻尾を切って処理すれば、90~100kgぐらいまではギリッギリ収まるかな?ん~でも100kgはきついかな?
※チャックが閉まるか閉まらないかは個体によるかも。
最近はスクエアのマグロバッグが発売され話題になっています。
で、さらに大きい個体、150kgクラスなら頭と尻尾を切って、200cmの防水バッグに切り替え。
ただしこれ、長さは足りてもジッパーがギリギリ中のギリギリ!
運が良ければ閉まるけど、160kg近くになるとけっこう怪しいです…。
ちなみにですね、60kgぐらいなら頭も尻尾も切らないで入ります。はい。
で、自分には200cmも大きいです!って方は150cmのもあります!
もちろん小さくなった分、洗うのは楽だし、乾かすのも楽です。
防水バッグは比較的安価なので、2個買って一つは魚を入れて、2重にして氷入れるのもアリです。
重くて車から降ろすとき地獄が待ってると思いますけど(笑)
そこで登場!モンスターマグロバッグの“インナーだけ”
本当はフラッシュユニオンの本体バッグが欲しかったんですけどね、
お値段がなかなかエグい…(笑)
でも諦めきれなくて、とりあえずインナーだけ買ってみることにしました。
広げてみてビックリ。


で、でかすぎる!!
実は何度もモンスタークロマグロクーラーバッグは見たことあるのですが、インナーを家で御開帳すると圧巻のデカさ!
200cmの防水バッグと比べても明らかに圧巻の大きさ。


サイズは幅約240cm×高さ約90cm。
使ってる200cm×75cmの防水バッグよりも二回りは大きい!
さらに150cmのマグロバッグと比べると更に大きさがわかります。


自分が入ってみたら…余裕すぎた(笑)
試しにあと少しで3ケタクラスの自分(185cm・95kg)が入ってみたんですが(笑)


すっぽりです。両手を伸ばして端から端までって感じです。
さらに、うちの息子(約120cm)も入れてみたら…


余裕で収まりました(笑)
150〜180kgのマグロなら、いけるレベルだと思います。
と、言うのも180kgなら尻尾外さなくても250cmあるモスターマグロクーラーバッグに入ってるのを見たことはある(笑)
余談ですが嫁には、これに人入れて土に埋めても分解されなくてダメじゃんって言われて



めっちゃこえーよ(笑)
ってなりました(笑)
でも、使う上での注意点もあるんです!
このインナーバッグ、ターポリン素材で防水性はバッチリ。
でも、マグロの鼻先や骨の尖った部分が突き刺さると…
普通に破れます(笑)
しかも、フラッシュにオンのインナーに関して言うと、若干薄めの素材かな?私が持っている200cmの防水バッグに比べ薄い印象を受けました。
ちなみに私は、マグロを積むときには必ず
防水シートを車に敷いてから、
防水バッグにマグロを入れる→上に氷の入ったビニール袋や防水バッグを山ほどのせる+銀マットという方法で帰宅しています。
この方法、かなり実用的なんですが、
・氷はガンガン溶ける
・結露で水がめっちゃ溜まる
・防水バッグに穴があいてると、ときどき血も漏れる(笑)
・インナーバッグに取っ手が無い
というデメリットもありますので、防水シートはケチらずガッチリ敷いておくべき!
そして、結露で溜まった水をぞうきんとかに浸み込ませて帰路中に拭き取って軽く排水する必要があります。
もし、破れた!穴が空いたら!?
はい。この手のバッグを使うと必ず起こる。恐怖の漏水(笑)
マグロなんでかなり、脂分たっぷり、血たっぷり、塩たっぷり、匂いたっぷりのエッグいの出てきます!なのでちゃんと塞ぎましょう!(笑)
100%汁が出て来るもの!と言う気持ちで使ってください。
穴が開いたときの塞ぎ方は簡単、ドライヤーでゴリラテープを温めてペタっと張るだけ。不安な方は裏表張って下さいな。


降ろしはアルミブリッジが便利!
さて、家に到着しました。
私、150キロぐらいなら持てちゃうんで、二桁ぐらいのマグロなら、ぬん!!と持っちゃうんですけど、筋力に不安な方…帰ってきたらアルミブリッジを使って、ズルズルと荷台から降ろすと安全ですよ。


これが意外と便利なんですが、アルミブリッジ自体、製造の関係なのかバリもあったりで鋭利なので
バッグが破れないように注意してくださいね。
また、平台車があると更に便利ですよ!耐荷重はご自身で考えて下さいませ!


氷はどれくらい必要?クーラーの併用は?
「インナーバッグに氷入れて持ち帰ればOKでしょ」と言う感じなのですが、
実際はめちゃくちゃ氷使います。
なので私は、イグルー165qtのクーラーにも氷をパンパンに詰めて行ってます。
それでも釣ったあとには氷が足りなくなることもありますからね。
要注意ポイントです。
こんな人にこそインナーバッグはおすすめ!
私のように「マグロは釣れた時に考えるスタイル」って方にはピッタリです(笑)
また、洗うの面倒だ、って方はプロックスのマグロ袋があります。
極厚ポリで幅も中々なので、こんな袋を使うって手もあります。
モンスターマグロ釣りは強いラインシステムから!
ここまでモンスターマグロをどうやって持って帰るか書きましたが、それより釣りあげることだ非常に大事ですね!
マグロ釣りで一番大事なのが強いラインシステムです!
強いロッド、強いリール。それもまた大事ですが、ラインシステムさえしっかりしてればいずれキャッチは可能です。
ただ、太いショックリーダーって結びずらいですよね。
そんなラインシステムの作り方で困ってる方におすすめの記事になります!


まとめ:インナーだけでも十分戦える!
インナーバッグだけでも、うまく使えば150〜200kg級のマグロも持ち帰り可能です。
ただ、私の個人的な感想ですが、船中でしっかり冷やしていることを前提に、片道車で4時間ぐらいの距離かな…って感じです。
もちろん、多少の工夫と注意は必要ですが、
年数回の釣行ならこれで十分かなと!
高額なフルセットを買う前に、まずは中身だけ”買って使ってみる選択もアリかもしれません。
あの時



入らない!
って焦る前に、これ一枚、持っておくと安心ですよ!