カラフトマス釣りで「どのルアーを使えばいいの?」って悩んでいませんか?北海道の知床や各地の河口で、多くの釣り人がこの人気ターゲットを狙っていますが、ルアー選びで釣果に大きな差が出るのが現実ですな。
この記事では、北海道のトラウトアングラー視点で、釣れるカラフトマス用ルアーを厳選してご紹介します!スプーンの選び方から具体的な釣り方、さらには旬の時期に合わせた攻略法まで、みなさんの釣果アップに直結する情報をお届けします!
カラフトマス釣りの基本とルアーの重要性
カラフトマスってどんな魚?
カラフトマスは、北海道周辺(日本では)で釣れる人気のサケの仲間で、特に知床エリアやオホーツク方面の河口付近での釣果が期待できます。群れで回遊する習性があり、遡上シーズンには多くの個体が河口付近に集まります。
オスは特に大型になることが多く、ルアーへの反応も良いため、ルアーフィッシングのターゲットとして非常に魅力的な魚種です!

サケとは違う独特の引き!元気よく走るよね!
なぜルアー選びが釣果を左右するのか
カラフトマスはその時の状況に合わせたルアー選択が必要不可欠!表層を意識した攻め方や、群れの動きに合わせたアクション、さらには遠投性能まで、ルアーの特性が直接釣果に結びつくことが多いです。



カラフトマス釣りのルアー選びは、実は非常にシビア。ドはまりするルアーを選ぶのが超難しいんです!
絶対に持っておきたいカラフトマス用ルアー


スプーンが最強である理由
カラフトマス釣りにおいて、スプーンは「必需品」と言っても過言ではありません。!その理由は以下の通りです:
- 遠投性能: 重量があるため、沖の群れまでアプローチ可能
- 表層攻略: カラフトマスが好む表層をしっかり攻められる
- アクション: スプーン特有のフラッシングが強力なアピール力を発揮
- 汎用性: 初心者から上級者まで扱いやすい
- リトリーブスピード:ルアーウェイトや形によりデッドリトリーブが可能
おすすめスプーンの選び方
サイズ選択のポイント
カラフトマスのスプーン選びでは、以下の基準を参考にしてください!
基本サイズ
- 5g-35g程度(状況に応じて調整)
カラフトマス釣りでオススメなルアーは5g~10g程度のスプーンです。
特に私は7gを愛用しています!
また、広いサーフの釣りでは35gのスプーンに1.5号のフックをタコベイトを付けて、激デッドスローで誘う事もしばしば。ちなみにこの時は餌も付けないでOKです!



えー!こんな小さなルアーで大丈夫?って思うかもしれませんが、小さなスプーンでチラチラ、ゆっくり誘うのがこの釣りの極意です!
私のカラー選択イメージ
定番カラー
- シルバー:晴天時や活性が高い時
- ゴールド:曇天時や低活性時
- ピンク系:朝夕のマズメ時
- ブラック系:オールラウンド(特にスレ時)
おすすめルアー
それでは私がカラフトマス釣りでおすすめするルアーをご紹介します!
フィールドハンター デベロップ ブラックシェル
川、湖、そして海と超絶万能なルアー!カラフトマス釣りでも効果絶大ですぞ!
私はブラックシェル7gを愛用しています!
ムカイ(Mukai) 渓流 山女魚 5g
今度は一回り小さいサイズのスプーンです!昔からある形ですが、このカクっと曲がった感じが独特なスローリトリーブに発展!めちゃ良い感じでカラフトマスを刺激します!ただし、5gなのでラインも細目にする必要があります!
スミス バック&フォース 4g
激シブの時はこれですね!できればPE0.8号ぐらいで使いたいです。超絶デッドスローで誘います!
今までこのルアーで沢山のカラフトマスに出会えました!
蛙スプーン 7g
一世風靡した蛙スプーン!私は愛用者です!
これがまたカラフトマス釣りに使い勝手が良い事…。
コータック コンデックス35g
ふた昔ぐらい前はこのスプーンにタコベイトとウキ付けてるアングラーを結構みたのですが最近見なくなりましたね。
ですが、私は今も愛用してますよ!遠投できるのが最大のウリです!そして、タコベイトのゆらゆらと独特の誘いにたまらずカラフトマスがのってきます!以前、道北エリアでこのシステム使ってた私だけ釣れ続けると言う事例もありました!ちなみに私はウキを付けない派です。


知床エリアでの実践的釣法
ベストシーズンを狙い撃ち
知床でのカラフトマス釣りは、時期選びが非常に重要ですね。最近はSNSなんかで釣れてるかどうかが何となくわかりますが、やはり、7月のフレッシュな群れもよいですが、8月入ってからの方が狙いやすいです。
最適シーズン
- 7月-9月初旬:いつ来るか分からないカラフトマス。8月に入ってからが無難です!
効果的なポイント選び
狙うべきエリア
- 河口周辺:遡上してくる群れを狙える
カラフトマス釣りで重要なポイントはズバリ河口です!大きい川、小さい川。色々ありますが、淡水が海に入っているところにカラフトマスはアリです!河口規制を事前に十分チェックして、挑んでください!


実践的なキャスト&アクション
カラフトマス釣りをしている方ならわかると思いますが、この釣り。メチャメチャ足元にカラフトマスがいます!
もう、信じられないぐらい足もとに(笑)
なので、群れを見つけて、群れに投げて、ゆっくり、ゆ~っくりチラチラスプーンを躍らせながら、足元までキッチリ巻くのがこの釣りのコツですぞ!!



最後の最後まであきらめずキッチリ巻き切ろう!
- 遠投を心がける: かなり足もとにいることも多いが、群れまでしっかりルアーを届ける
- 表層を意識: カラフトマスは表層付近を好む
- 一定リズムでリトリーブ: 急がず、丁寧にゆっくり、でもルアーが動くように巻く
- 群れの動きを観察: スレ具合や回遊パターンをチェック
タックル選びで釣果が変わる
ロッド選択のポイント


推奨スペック
- 長さ:9-10フィート
- 硬さ:M(ミディアム)~MH(ミディアムヘビー)
- ティップ:やや柔らかめ(ルアーアクションを活かすため)



非常に軽いルアーをキャストすることが多いためティップの柔らかいロッドがおすすめ!
リール&ライン選び


リール
- スピニングリール:3000-4000番
- ドラグ性能:強力なファイトに対応できるもの
ライン
- PE:0.8-1.5号
- リーダー:ナイロン20-30lb


フックの重要性


カラフトマスのパワフルなファイトに対応するため、以下の点を重視してください:
- 強度: 大型個体にも対応できる強度
- 刺さり: 口の硬いカラフトマスにもしっかり刺さる
- 錆びにくさ: 海水での使用を考慮
イメージで言うと、強いニジマスのような引きです!淡水トラウトで使うようなフックでは曲げられてしまうかも…。
ちょっと太軸のシングルフックを選ぶと良いでしょう!
よくある失敗と対策
釣れない時のチェックポイント
群れを見つけられない場合
・時間帯を変えてみる(朝夕のマズメ時が狙い目)
・ポイントを移動する
・他の釣り人からの情報収集
アタリがあっても乗らない場合
・フックの状態をチェック
・リトリーブスピードを調整
・ルアーサイズを変更
避けるべきNG行為
- 混雑エリアでの釣り: 群れが散ってしまう原因に
- 不適切なタックル選択: ラインブレイクのリスク増大
- 情報収集不足: 事前のポイント調査は必須
- クマ情報不足:クマが多いエリアでの釣りになります。事前に近隣のクマ情報はチェックです
釣ったカラフトマスを美味しく食べよう
おすすめ調理法
比較的早い時期のカラフトマスは食味も抜群です!特におすすめの調理法をご紹介します!



ふふふ。実は私調理師免許持ってます!
魚は強火の遠火で焼くのが基本です!
シンプル塩焼き カラフトマス本来の脂の旨味を最も味わえる調理法。塩を振って15分ほど置いてから焼くのがコツです。水気はしっかり拭き取ってね!ちょっとスパイシーにコショウを多めにするのがコツです!仕上げにレモン汁をかけるとまた美味です!
フライ・唐揚げ 衣をつけて揚げることで、また違った食感が楽しめます!まとめ:カラフトマス釣り成功の鍵
カラフトマス釣りで釣果を上げるためには、以下のポイントが重要です:
特に知床エリアでは、7月から9月初旬までがベストシーズン。この時期に適切なルアーを使って、表層を意識した釣りを心がければ、良い釣果に恵まれるでしょう!
近年非常にカラフトマスの回遊が少ない北海道ですが、初心者の方も、群れが来るタイミングさえ合えば、きっとカラフトマス釣りの醍醐味を味わえるはずです!ぜひ、この記事を参考に楽しいカラフトマス釣り体験を楽しんでください!