こんにちは、シロです!
渓流をランガンしているとき、林道を歩いてるとき、「クマスプレーの噴射時間って実際どのくらい要るの?」って、ふと不安になることありませんか?今日は約30秒連続噴射をうたう「Lilima BEAR(リリマベア)」を、釣り人目線でわかりやすく紹介します。長い噴射時間のメリット、使い方のコツ、購入前チェックまでまとめました。公式ページや客観的視点も入れ、整理してみます。
結論:30秒の「長い噴射」は“余裕”をつくる
最初に結論を言うと30秒の噴射時間と言うのは余裕をつくる。と言う結論になりました。
- クマスプレーの“標準的な噴射時間”は多くが4〜8秒クラス。これに対して約30秒は群を抜く長さで、複数回の短射や状況の立て直しがしやすい。
- Be Bear Aware Campaignのチャック・バートルボー氏の推奨は少なくとも7秒以上かつ30フィート(約9m)以上の到達距離を推奨しています。噴射時間は風・外し・複数個体といった不確実性に対する“保険”になります。

つまり、「30秒=一気に全部出し続ける」ではなく、2秒前後の短いバーストを何度か刻める“余裕”が大きな安心材料、という考え方になります。
製品レビュー:Lilima BEAR はここが推し
今回話題になっているクマスプレーはLilima BEARと言うクマスプレーです。


30秒の連続噴射(大容量)
Lilimaのホームページで、約30秒の連続噴射とされています。一般的なベアスプレーの4〜8秒級と比べて、狙い直しや再接近への再噴射に強いのが特徴です。容量は220ml級との記載もあり、いざという時に“弾数”で慌てない設計。
画像引用:Lilimaホームページより
射程は「実用域」
実測・表記はホームページより4〜7mと幅があります。至近〜中距離の実戦域をカバーするイメージです。
画像引用:Lilimaホームページより
国内向けの表示
公式ページのビジュアル上に「経産省 輸入承認済」「日本エアゾール協会 検査済」のバッジ表示があります(ブランド内表記)。国内ユーザーにとって適合性の見通しが立てやすい点は安心材料ですね。
釣り人の“あるある不安”に効くポイント



「夜明けのマズメ、河畔を単独移動。背後でガサッ……。一発で当てられる自信、正直ないよね?」



そんな時、短射×複数回に割ける30秒は、立て直し時間があるのでうれしいね!腰ホルスターから素早く抜いて2秒バースト→後退、を反復できるのが強みかも。
スペック要点
主成分 | 天然唐辛子由来 |
---|---|
内容量 | 220ml |
最大噴射時間 | 約30秒 |
噴射距離 | 4~7m |
タイプ | ガス噴射式 |
使用期限 | ボトル底面に記載 |
原産国 | 中国 |
- 噴射時間:約30秒(連続噴射)
- 到達距離:記事によって4〜7mの表記
- 位置づけ:Lilimaホームページで検査・承認のバッジ表示
- 比較感:メジャー製品は4〜8秒クラスが多い
正しい使い方(事前訓練が命)
- 携行位置を固定:腰orショルダーのホルスターで“抜ける位置”に。
- 安全ピン解除→構え:相手の顔面(鼻・目)に向け2秒前後の短射を刻む。
- 風上に回す/後退:噴霧を吸わない姿勢でゆっくり後退、必要なら複数回。
- 練習あるのみ:トレーニング缶で動作の型を体に入れる。



約30秒噴射できるので、試し吹きして使用感を確かめらるのは非常にありがたい!
自分にかかったらどうなるの?
実は私。自分にかかったことがあります(笑)それも2回(笑)
他社製品のでしたが、カプサイシン由来のクマスプレーでした。
一回目は、夜に車の中でタックルボックスの中をゴソゴソしていた時にシュ!と音がなって、何だろう?と思っていたら、安全ピンが外れていて、車の中が地獄に…。車中泊でしたが、まじで一睡もできませんでした…。
2回目は仕事で使うことがあったので、試しに出して見ろってことで噴射したら、無風だと思っていたのに微妙に自分側に風が吹いていて直撃!



その後、1時間ぐらいずっとむせていました(笑)
本当に、痛い、むせる。刺激!って感じで、あれを喰らって何事も無いようにしてる哺乳類って存在するのでしょうか?それぐらインパクトのある成分です。
安全と法令の注意
- 取り扱いは自己責任。地域や施設ごとに携行ありますールが異なる場合があります。必ず自治体や主催者の指針を確認しましょう!
- 航空機・フェリー等は持込み制限があるケースがあります(各社規約を要確認)と言うかほぼあります!
- 追い払う目的以外の使用は厳禁。人に向けては絶対に使用しない!
- 向かい風を考慮しないと自分にかかります。
Lilima BEARはこんな使い方|こんな人向け
釣り人の行動特性(夜明け前行動/単独行/藪漕ぎ/熊の活性が上がる季節)は、遭遇リスクを相対的に高めます。!
メリット(30秒連続噴射の効きどころ)
・短射×複数回が可能:向かい風や外しに対してすぐリカバリー。
・再接近・複数個体にも残弾を残せる。
・心理的プレッシャーの軽減:一発必中のストレスが減る
想定使用
・渓流遡行:ウェーディングで足場が悪い→片手バーストを刻み後退。
・サーフの夜明け:背負子やクーラーで両手が塞がりがち→ホルスター常備が肝。
購入前チェック(客観の目)
・「30秒」は魅力的。ただし到達距離は製品により差。あなたのフィールドで必要な距離・携行性のバランスを!
・海外大手は5〜8秒/30〜40ft級=“一撃の濃い霧”で止める思想。どちらの思想が自分の動線に合うか比較検討を。
- 30秒は全部使い切るべき?
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基本は全量を吹き付けるのが原則。ただし実際は短射×複数回で命中を優先しつつ、状況次第で残す判断も。長時間モデルはここで効きます。
- 風・雨だと効きが落ちる?
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一般的には落ちます。だからこそ距離・噴射時間に余裕のあるモデルは有利。メーカーも風対策として時間・距離の余裕を強調しています。
- 釣りのとき、どこに付ける?
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腰ホルスターかショルダー。とにかく片手で即抜きできる位置に固定。ホルスター採用例は釣具店ブログでも紹介あり。
まとめ
- 「クマスプレー 30秒 噴射 時間 長い」というキーワードの背景は、不確実性に対する“余裕”づくり。
- Lilima BEARは約30秒という突出した長時間噴射で、釣り人的な“立て直し時間”を確保しやすいのが魅力。
- 手の届きやすい価格帯も魅力。
- 長距離用と一緒に2本持つものアり。
- ただし距離・携行性は用途で最適解が異なります。海外大手の濃い霧×短時間という思想も比較して、自分のフィールドに合う一択を選びましょう!

