こんにちは!シロです!
高い防波堤や護岸から魚をタモで取り込もうとして、「先っぽブレ」「角度が取れない」「ひとりでは魚が逃げる」って経験、みなさんありますか?
T-Design のランディングバッグがまさにその“高所タモ入れ”でどう動くか、リアルに映ってて面白かったので、今回はその動画を交えて解説します!見た後「魚種に応じてこれなら使えるかも」と思うポイントを一緒に見ていきましょう。
商品概要:T-Design ランディングバッグ
画像引用:T-Designホームページ
基本情報
- 製品名:T-Design ランディングバッグ
- サイズ:仕舞寸法 約26cm(コンパクトで持ち運びやすい)
- 重量:本体 約380g+リール 約130g
- ロープ:クローズドリール内に収納(全長10m)
- 対象魚サイズ:目安として最大約80cmまで
- 価格:通常 13,000円(税込)/予約特価 11,000円(税込)※価格は2025年9月24日のメーカーホームーページ記載の価格です。
素材と構造
- バッグ本体素材:ターポリン
- 魚体の粘膜を傷つけにくい
- フックが絡みにくく、メンテも簡単
- 水や摩擦に強い
- 骨格:カーボンアーム+SUSスプリング
- 軽量かつ丈夫で型崩れを防止
- 閉開部:面ファスナー(荷重試験で約10kgに耐える強度あり)
機能的特徴
- ラインローラー(交換式)
- ラインやロープの摩擦を軽減
- リアDリング+フック
- バッグの口をしっかり保持して、下降時も安定
- リリース環
- キャッチ&リリース派に便利。魚を水面で回復させてからリリース可能
- ロッド装着方式
- ロッドを通して固定するため、仕掛けとバッグが同じライン上に配置され、真下にスムーズに下降
動画でわかること:ランディングバッグのリアルな動き
公式動画:以下のようなシーンが確認できます。
- ランディングバッグがロッドに取り付けられた状態で、アングラーがロッドを通し、面ファスナーで固定する様子。
- ロープリールを引き出してバッグを下降させ、魚の頭上近くで停止→被せ入れの一連の動作。
- バッグ内で魚が暴れた後、しっかり包み込まれてからロープで安定して引き上げられていくこと。
- バッグの素材感(ターポリンの硬さ・形の保持)、ラインローラー/リリース環の使用シーンが確認でき、実際に水や魚体に近づけて操作しても絡みにくそうな印象。
これらの描写から、「高所からのランディングバッグ使用」が“絵空事”ではなく、ちゃんと機能する可能性をリアルに感じることはできました。
高所タモ入れで動画が教えてくれる強み

動画をここまで見て感じた、「高所タモ入れでこそ効きそうなポイント」を整理します!
- 角度・狙いの安定感
魚を頭上で待機させてから被せるので、従来のタモより“先端のぐらつき”や“魚が斜めになる”ことが少ない。 - コントロール性
確実に魚まで届く。ただ、力の強い魚や動きの速い魚にはどこまで対応できるか? - 素材・形状の維持
バッグの口が閉じていてもしっかり開いて、被せ入れる際の形が崩れない構造。これが高い足場からの繊細な操作で大事。 - 扱いやすさ
ロッドを通して固定する動作、リールからロープを出す/巻き取る動作が比較的スムーズ。慣れれば“ひとりで”でも自然に使えそうという印象。
動画を見て気をつけたい「現実の懸念」



動画だけでは見えにくい・注意しておいたほうがいいかな?ってことをメモってみました。
・風・波がある状況でのバッグの動きのブレ。動画は比較的穏やかな環境かも。
・魚の大きさによる重さ・暴れ方の違い。動画では中型前後の魚の処理が中心と思われ、80cmクラスの良型になると動きが異なる可能性。
・ライン・ロープの視認性。動画ではラインローラー・リリース環までよく見えるけど、実際の暗がりや濁りでは絡みやすくなるか?
・安全面(落水・バランス崩し)の描写が少ないので、自分で同様の状況を想像しながら装備を整えるべき。
動画込みで使い方のステップ



動画で確認できた動きを元に、私なりの解釈を。
- 魚を引き寄せて十分に弱らせる
- ロッドをバッグに通し、面ファスナーを確実に固定(動画で固定が甘くないことが見て取れる)
- リールからロープをゆるゆると引き出し、ゆっくりバッグを下降させる
- 魚の頭の位置を確認 →頭上で待機する(動画ではここで動きを止めて落ち着かせていた)
- ベストなタイミングでロープを緩め、バッグを“被せ入れる”ようにして魚を包み込む
- バッグが確実に魚を収めているのを感じたら、ゆっくり引き上げる
(C&Rする場合は動画のようにリリース環をきちんと使って、安全に放す)
まとめ(動画を交えた実践的評価)
動画を見て改めて思ったのは、「高所タモ入れ」で最もネックになる“角度とコントロール”の問題を、このランディングバッグはかなりうまくクリアできそうだということ。確かに万能ではないけど、環境や対象魚の条件が合えば従来のタモより成功率が上がる印象を持ちました。
もしみなさんが次に釣りに行くなら、高い護岸でのタモ入れに不安があるなら、このランディングバッグを試してみる価値は十分あるかもしれません。気になる方は公式サイトを見てみてください。

