みなさん、こんにちはシロです!今日は北海道の釣り人にとって大切なお知らせです!
標津町のホームページで、根室管内さけます増殖事業協会から、2025年9月1日〜9月7日の期間にサケ釣り自粛の協力依頼が出されました。
対象は「海域・海岸・海の公園釣り突堤」などでのサケ釣りです。これはお願いベースの「自粛」ですが、親魚をしっかり川に帰すために重要な取り組みとなりそうです。
公式発表のポイント
- 依頼主体:根室管内さけます増殖事業協会
- 期間:2025年9月1日(月)〜9月7日(日)
- 対象:海域・海岸・海の公園釣り突堤でのサケ釣り
- 目的:親魚のそ上を促し、採卵用のサケを確保すること
- 背景:この期間は定置網の網入れも延期されます

なぜ自粛が必要なのか
サケは川で生まれ、海で育ち、数年後に故郷の川に戻ってきます。この戻ってきた親魚を確保して採卵し、人工ふ化→放流することで次世代を守っています。
もちろん、人口ふ化だけではなく、生まれ育った川にサケが帰って来ることで、森も川も海も豊かになります。
自粛期間を設けて川へ帰すサケを増やすことは、未来の釣果を守ることにつながりますね。

はぁ~!産まれ育った川に帰りてぇ!
釣り人ができる4つの行動
- 出発前に自治体や協会のお知らせを確認する
- サケ以外の魚種を狙うなど、計画を切り替える
- 釣行を控えて道具のメンテや準備にあてる
- 河口規制や採捕禁止区域など常設ルールもチェックする
絶対に釣りがダメだと言うわけではありませんが、たった一週間、漁業者と協力し合う。と言う判断も必要かもしれませんね。



一週間ぐらい他の釣りに変えてよいかもね!
自粛と規制の違い
今回の自粛は「お願いベース」ですが、北海道の「フィッシングルール」には河口採捕禁止区域など法的な規制も存在します。
「自粛」と「規制」は別物なので、釣り人は両方を正しく理解して行動することが大切です!



難しい言葉が多いけど、本質は何なのか理解することが大事です!
サケ漁自粛は根室だけではなさそう
実はこのサケを対象とした漁の自粛ですが、根室だけではなさそうです。
石狩が9月1日から9月7日、後志~桧山が9月3日から9月7日からなど、全道的に大なりしょうなり実施される見込みです。



アザス!今のうちに遡上します!
ありそうな質問
Q. 自粛期間中にサケ以外を狙うのは?
サケを対象にしない釣行であればアリだと思いますが、誤ってサケを釣ったらリリースに努めましょう!
Q. 河口や川での釣りは?
河口規制は別のルールで定められています。自粛とは別に、必ず最新の規制情報をチェックしてください。


筆者から読者へ
わずか7日間程度の自粛ですが、将来のサケ資源を守るためにはとても大切な時間かもしれませんね。
一釣り人として、協力できるところはしたいところです。
ただ、この漁業関係者の判断を釣り人がどうとらえて行動するかは、最終的に一人ひとりの裁量に任されています。
私たち釣り人もまた資源回復に向けて姿勢を問われる時代になりました。
これからも「釣る楽しみ」を続けるために、今この瞬間にどう行動するか――それが未来の釣果を左右する可能性もあると言うのは考える必要がありそうです。