2025年、ついにサクラマスシーズン開幕!
今年初となる釣行は、北海道内、私の得意のポイントその①。
3月ですが、例年4月に入ると実績の高いポイントに入ってみました。
天候は曇り、霧雨がパラつき、風はほぼ無風。
気温はそれほど寒くなく、波も穏やか。…いや、正直なところ、もう少し波っ気があったほうが良かったかも?と感じるほどのベタ凪。魚の活性にはちょっと物足りない印象です。
まだ薄暗いうちからキャスト開始。気合は十分です!
鳥山なし、ベイトなしの不安スタート

このポイント、いつもなら朝マズメに何回かは沖に鳥山があって、「沖に魚がいるな!」と思いながら釣りをしているのですが、今日は沖に鳥の姿すらなし…。私の視界の端っこでお休みなられていました。
しかも、海をよく観察しても、ベイトの気配がまるでないんです。
岸際にも魚っけは感じられず、例年見られるサケ稚魚の姿もゼロ。
やっぱりこのポイントはまだ早いかな…。「これは苦戦するかも…」と、少し不安な立ち上がりになりました。
小さなアタリはあるがフッキングせず!
それでもあきらめず、もくもくとキャストを続けていると――
「コツッ!」
ついに待望のアタリが!ここぞとばかりに合わせを入れましたが、残念ながらフッキングには至らず…。
それでも魚はいると信じて投げ続けていると、今度は遠くの海面で小さなサクラマスらしき魚が跳ねているのを発見。
…とはいえ、そのサイズ、まるでニシン。テンションがダダ下がりです(笑)
ゴミに翻弄されつつ、ジグからペンシルにスイッチ
その後も何度かアタリらしきものはあるんですが、どれもフッキングまでは持ち込めず。
チビアメマスか?と思いつつも、飛んでいるのがニシンサクラマスなのでたぶんサクラマス。
そんな中、「もさっ」とした謎の感触がロッドに伝わる。
カッ!!!!
今度こそ!!とすかさず合わせると――
「これ、来たんじゃない!?」と一瞬テンション上がるも、引きがない…。

回収してみたら、はいゴミでした(笑)
今回は朝からジグにダブルフックをつけて攻めていたのですが、フッキング率がどうにも悪い。
思い切って信頼の「ジャクソン アスリート12SSP」にルアーチェンジです。

デカマスを信じてキャスト続行!
太陽もすっかり昇り、周囲は完全に明るくなりました。
その頃、沖で再び跳ねが!さっきより大きいぞ!
よーく目を凝らすと、さっきより体高もある…「これは45cmはありそう(笑)」
くっ!(笑)
私のスタイルとしては、小さいサクラマスは眼中にないのですが、「デカいの来いよ~!」と念を込めて、ひたすらキャストを続けます。
しかし来るのは、遠くで「カツン…」とした超ショートバイトばかり。
フッキングどころか、のせることすらできません(泣)
粘ったけど今回はサクラマスに遊ばれた一日
一応、予定では9時に納竿のつもりだったんですが――
9時ジャスト、またしても小さな跳ねがちらほら…。
「これは粘ればワンチャンあるか?」と「釣り人大好き最後の一投」を30分延長してがんばってみました。
が、結果は変わらず。
結局、今回は一本も獲れずに終了。完全にサクラマスに遊ばれた感じでした。
今後に期待!このポイントは4月以降が勝負
う~ん!このパターンは私のサクラマス釣り人生でもあまりない体験でしたね!
上手な方なら喰わせられたと思います…。
とはいえ、サクラマスの姿は確認できたし、アタリも何度かあった。
サイズはまだまだ小さめだけど、「タイミングさえ合えば釣れる!」という手ごたえは感じられました。
このポイント、例年4月の第一週を過ぎたあたりから一気に上向いてきます。
なので、今回はこれで良しとします!
「次こそはデカマス一本獲るぞ!」と気持ちを切り替え、次回に期待です!