こんにちわ!釣果を左右するショックリーダー、適当に選んでいませんか?
「ショックリーダーって必要なの?」と思っているあなた、それ、めちゃくちゃ重要です!
実は、ショックリーダーを適当に選ぶと、せっかくヒットした海サクラマスをバラしたり、ラインが切れて泣きを見ることも…。逆に、適切なショックリーダーを使えば、釣果がアップすることもあります!
そこで今回は、海サクラマス釣りで必須のショックリーダーについて、選び方のポイント、初心者でも使いやすいおすすめ商品、実際のセッティング方法 を、わかりやすく解説します!
私の愛用するおすすめのショックリーダーも紹介しているので、ぜひチェックしてみてください!
ショックリーダーって何?なんで必要なの?
「ショックリーダーって何?」「必要なの?」と思う人もいるかもしれませんね。簡単に言うと、ショックリーダーはPEライン(メインの糸)とルアーをつなぐ”クッション”のようなものです。
海サクラマスを釣るときは、PEラインを使うのが一般的。でも、PEラインって強いけど擦れに弱いんです!岩や魚の歯で切れやすい…。そこで、摩擦に強い”ショックリーダー”をつけて、ラインブレイク(糸が切れる)のリスクを減らすんです!
それだけじゃなく、ルアーの動きを自然にしたり、キャスト(投げる動作)を安定させたり、スナップとの結束を強くしたりショックリーダーはメリットたくさん!
海サクラマス釣りに適したショックリーダーの選び方

1. ショックリーダーの役割と必要性
海サクラマス釣りでは、ルアーの動きやフッキング率を高めるため、スナップの抜け防止、岩などのスレ防止にショックリーダーが大活躍します。特に、以下の理由で必要とされます。
- ラインの摩耗防止:岩や魚の歯でスナップとの結束で切れにくくなる
- ルアーアクションの安定化:自然な動きをキープ
- キャスト時のトラブル防止:PEラインの絡まりを減らす
サクラマス釣ったことある方は、結構歯が鋭いのお気づきでしょうか?口の中に手を入れて持ったりすると簡単に指が切れてしまします。バイトによる切れも考えられるので、PEライン直結は避けたいところです。
初心者の方ほど、ショックリーダーを正しく使うことで釣果アップが狙えます!
2. 素材の選択:ナイロン vs フロロカーボン
ショックリーダーには大きく分けて”ナイロン”と”フロロカーボン”の2種類があります。
- ナイロン:しなやかで扱いやすい!伸びがあるので、魚の強い引きにも対応しやすい。
- フロロカーボン:水に沈みやすく、耐摩耗性が高い。感度が良く、アタリが取りやすい。
海サクラマス釣りでは、”ナイロン”が人気ですね!
理由は、サクラマスは口が柔らかく切れやすい。大型魚になって口回りがガッシリしていても柔らかい。なのでラインが伸びる分、ショックを吸収しやすいなど、ナイロンラインはこの点非常に優れています。
上級者になって、フィールドによって使い分ける方もいらっしゃると思いますが、トラウトフィッシングにおいてはナイロンショックリーダーを選んで基本的に間違いはありません。
ちなみ、海サクラマスのキャスティングゲームにおいては、基本的にジグを沈めたり着底させる釣りでは無いので沈みやすいラインを選ぶメリットは大きくありません。
3. 何ポンド(lb)選べばいい?太さ(号数)の目安
「何lb、何号を選べばいいの?」って迷いますよね。
私がいつも目安にしているのは、最低25lb・7号!
と言うのもサクラマスにも色んなサイズがありまして、下は30cmから上は70cm越え、1kgから6kg越えなど、どんなサイズがヒットしても確実にキャッチできる強度のバランスが優れたショックリーダーがこの強度だと思っています。
kg表示にすると25lbは11.3kgほどの強度ですから、6kgのサクラマスがヒットしたとしても約2倍の強度があります。そのため、それなりに大きな魚も十分キャッチできます。(砂浜でずり上げることも可能)
では、他のアングラーはどうなんでしょう?ってことで、Xで海サクラマスを狙うアングラーがどのようなショックリーダーを使っているポストがありました。
20lb以下って方も結構多いんですよね。
これ道北やオホーツクエリアなど小型のサクラマスが多いエリアで海サクラマスを狙うのであれば16lb~20lbでも良いと思うのですが、道南~後志エリアは魚体も大きいので普通に3kgも釣れますし4kgもそれなりに釣りしてたら釣れることもありますよね。なので、20lbだとちょっと心配な感じです。
細い方がキャストしやすいし、太すぎるとガイド抜け悪くなったりバランスが大事なんですが、どこでも通用するのが25lb・7号程度かと思っています。
どうしてもショックリーダーを使い分ける。と言う話になるのでれば、北海道の場合
道南~後志、道南~胆振・日高・道東エリアは、25lb~30lb
道北、オホーツクエリアは20lb
と言う感じで私なら使い分けます。
4. 磯釣り、数釣りされる方は要注意!!
ショックリーダーで注意点があるのですが、磯釣り、数釣りされる方は本当に要注意なのが、細いショックリーダーは使わないと言うのが注意点です。
と、言うのもサーフでそこそこ釣るのと「磯で釣り・数釣り」されるのではラインマネジメントの難易度が全然違うんですね。
サーフでナイロンショックリーダーを使用するとゴミが極端に多い日でない限りそこまでラインマネジメントに気をかけなくて良いのですが、磯で釣るとなると、タモ入れ時に魚が激しくローリングしたり、地面に魚を置いた時バタバタと魚に暴れられた時なんか、めちゃめちゃショックリーダーが痛むんですね。
数釣りされる方も同様です。
上手な方だと、タモ入れしても完全にラインテンション抜かないで、ある程度テンションかけといたまま、ランディングするんですけど、ミノー使って磯でランディングするとなると結構テクニックが必要になりますよね。
ちょっとテンション抜くとタモの中で魚にローリングされて、ミノーのトリプルフックにタモとラインがハチャメチャに絡んだ体験された方って結構いるんじゃないですかね?
もちろん私は何回も痛い目にあっています(笑)
細いショックリーダーだと、もうその時点で使い物にならないので、25lb、30lbのショックリーダーで時合を逃すことなくテンポよくラッシュをかけたいところです。
5. 長さの設定
この長さの設定って言うのが非常にむずかしくて、一般的には、ショックリーダーの長さは、1m~1.5mくらいがオススメです!
特別な場合を除いて、長くてもリールにショックリーダーが巻き込まれるぐらいは巻く必要はないかなと私は思います。
短すぎると、PEラインが直接障害物に擦れて切れやすい…。逆に長すぎるとキャスト時にロッドのガイドに絡んでトラブルの原因になったりします。
ここで私のショックリーダーの長さの説明させていただくと、80cm~1mが多いです。
と、言うのも私サーフゲームが多いので、ヒットした時、魚の尻尾でラインをペンペン叩かれなければ良いかな?ぐらいで設定しています。
当然飛距離もアップしますので釣果も付いてきます。
今日は波も落ちたし磯でも狙いたいな~って時は、自分のロッドのトップガイドから数えて2,3個目のガイドからPEラインとショックリーダーの結び目が出るぐらいにしています。
私はそこそこ力あるので、タモ入れの時に粘られてもグっと腕の力で抑えられるんですけど、ちょっとダッシュされると、微妙に岩に擦ることって地味にあるんですね。
あと、タモ入れして磯に魚を置いてフック外そうとした時にバタバタやられて、ついでに風吹いてたりするとPEラインが魚の下になってめちゃめちゃ痛むんですね。磯釣り時はそんな意味を込めてショックリーダーは長めに設定します。
海サクラマス、海アメマスのキャスティングタックルの選び方については以下の記事を参考にしてください!

おすすめのショックリーダー5選!
ここでは、誰にでも使いやすいショックリーダーを紹介!
ユニチカ(UNITIKA) ソフトナイロンリーダー シルバースレッド mini ショックリーダー N

私が一番使用しているショックリーダーです!!価格帯も手に入れやすく初心者向けです。ナイロンラインですが、ちょっぴり張りが強いかな?と言う印象がありますが、このショックリーダーの25lbで5.5キロのサクラマスをサーフゲームにてキャッチしています!
VARIVAS(バリバス) ショックリーダー シーバス ナイロン 30m

どんな魚が釣れるかわからない、難しいことは考えたくない!って時に私が愛用しているショックリーダーです。通常ナイロンの約20倍の耐摩耗性を誇るVEP製法にフレキシブル(柔軟)加工をプラスされています!適度な伸びがあるため、アワセ切れを軽減してくれます!
VARIVAS(バリバス) スーパートラウトアドバンスエクストリームショックリーダー
「しなやかさ」と「強度」を追求したナイロンショックリーダーです!厳寒期でも硬くなりにくく、カラーはステルス性の高いブラウンになっています。雪代の多い時期にも警戒心を与えづらいショックリーダーです!
サンヨーナイロン ライン アプロード ソルトマックス ショックリーダー モバイル TypeN(ナイロン) 30m
言わずと知れたサンヨーナイロンのショックリーダーです!
衝撃吸収能力が非常に高く、根ズレや口切れ防止効果が非常に高いです。とてもしなやかで結びやすい特徴があります!
サンライン(SUNLINE) ハリス ソルティメイト システムショックリーダーNY
釣り好きなら一度はどこかで見かけたこともある方が多いと思います。サンラインのソルティメイトシステムショックリーダー!
大物を獲るためのネバリ強いショックリーダーです。異種特殊コポリマーナイロンをブレンドした製法により低吸水で高強力、高耐摩 耗特性を持つリーダーで、ナイロンの弱点を克服し結束部や吸水によるダメージを軽減。1日を通して少しでも長く使用することが可能になります。伸びのバランスも突き詰められルアーの動きを損なわず大物とのバトルも安心してできます。
ショックリーダーのおすすめセッティング方法
せっかく良いショックリーダーを選んでも、結び方がダメだと台無しですね!
結束方法もしっかり覚えましょう!
1. PEラインとのノットアシスト2.0を使った結束方法

オススメは、FGノット!
PEラインを使いなれない方は「難しそう…」と思うかもしれないけど、第一精工のノットアシスト2.0を使った簡単な結び方もあります!
これは私が自宅で結ぶ時によく使うアイテムです。
第一精工さん公式のノットアシスト2.0の使い方YouTubeです
このアイテムがあれば、現地で強風が吹き荒れててもFGノットができますので、ライフベストやバッグなどに入れて釣行に行くと良いかと思います!
2. 実釣時のトラブル防止
実際に釣りしている最中に特に注意したいのは以下です。
- キャスト前に結び目をチェック!
- 釣りの最中にラインを擦ったら、早めに交換!
- できるだけガイドに結び目を巻き込まないように!
特にキャスト前の結び目のチェック大事です。十数回に1回ぐらいは見ておきましょう!
フッキングしたらスポーンと抜けることが希にあります(体験談です(笑))
また、特に磯釣りでは一匹釣るごとに指で触って、ザラザラしていないか確実に確認しましょう!
まとめ:最適なショックリーダーで海サクラマス釣りを楽しもう!
海サクラマス釣りにはショックリーダーが超重要です!
これで、バッチリ準備OKです!
釣行では、ぜひ強くしなやかなナイロンショックリーダーを活用して、大物サクラマスを狙ってみてください!