こんにちは、釣りブロガーのシロです。
「洞爺湖っていつ釣っていいの?いつ釣れるの?」「岸と船の違いって?」「ワカサギやエビも採っていいの?」…と、初めて行く人ほど迷うところが多いんですよね。
洞爺湖は透明度が高く、魚種も豊富で、北海道でもトップクラスの“変化に富んだフィールド”です!
だからこそ 解禁期間や対象魚をしっかり把握してから行きたいですよね!
ここでは対象魚・期間・遊漁券購入場所をわかりやすく解説していきます!。
トラウト(ヒメマス・ニジマス・ヤマメ/サクラマス)の解禁日と基本ルール

洞爺湖と言えば、まずはこのトラウトたち。
ヒメマスの爽やかな引き、ニジマスの突っ込み、サクラマスのラン…どれを狙うにしても、まずは「いつ釣りができるか」を知っておくのが必須です。
シロそのままだと文章が長くなるので、 “表で見た瞬間わかる” ように整理しました!
トラウトの解禁期間(船・岸の違いに注意)
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 対象魚 | ヒメマス/ニジマス/ヤマメ(サクラマス) |
| 船釣り解禁期間 | ● 6月1日〜6月30日 ● 12月1日〜翌年3月31日 |
| 岸釣り(陸釣り)解禁期間 | ● 6月1日〜8月31日 ● 12月1日〜翌年3月31日 |
| 釣りができる時間 | 午前4時〜午後7時まで(共通) |
| 規則 | 竿釣 1人につき5本以内 針は竿1本につき3個以内 全長15㎝以下はリリース |
シロの補足解説



つまり!6月は全釣りスタイル解禁・ヒメマス釣りのピーク!12〜3月はニジマスから始まり3月にはモンスターサクラマスを狙うシーズンです!
ワカサギの解禁期間(実は長い)
洞爺湖のワカサギはサイズが良くて美味しいと評判です。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 対象魚 | ワカサギ |
| 解禁期間 | ● 5月1日〜8月31日 ● 11月1日〜翌年3月31日 |
| 釣りができる時間 | 午前4時〜午後7時 |
| 規則 | 竿釣 1人につき5本以内 たも網 網口、網の長さ40㎝未満 全長5㎝以下はリリース |
シロの補足解説
- ワカサギって淡水の小魚ですけど、洞爺湖のは身がしっかりしてて本当に美味しい。
- 釣り方は「小さなエサ(紅サシ)+サビキ仕掛け」で、アタリは小さめ。
特に、



洞爺湖のワカサギの特長としては、結構深い所にいることも多々です!
という人も多いです。
エビの遊漁期間
エビ採りって聞くとピンとこない人もいますが、洞爺湖ではひそかに昔から採っている人もいるとか。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 対象 | エビ |
| 解禁期間 | ● 6月1日〜8月31日 ● 12月1日〜翌年3月31日 |
| 採取できる時間 | 午前4時〜午後7時 |
| 規則 | たも網 網口、網の長さ40㎝未満 |
シロの補足解説
- 岸の浅場でタモ網を使って採るんですが、
網のサイズ(40cm未満)に制限がある ことに注意。 - とくに夏はキャンプと相性がよいですが、いきなり深くなっているエリアも多数ある点が注意点です。
- 夜間は採れないので「4〜19時」ルールに必ず従いましょう。
シーズンの全体像


洞爺湖 釣りカレンダー(年間イメージ)
- 5月:ワカサギがスタート。気温が上がり、湖岸のベイト(小魚)も動き出す。
- 6月:トラウト全面解禁。ヒメマスはこの月が勝負で、岸・船とも釣り人が増える最盛期。
- 7〜8月:岸釣り限定のサマーシーズン。朝夕のマズメが特に良く、サクラマス・ニジマスの回遊も期待できるが、厳しいシーズン。
- 9〜11月:トラウトは禁漁期へ。11月からワカサギ中心の釣りになり、湖は落ち着いた雰囲気に。
- 12〜3月:冬トラウト+ワカサギ+エビが同時に楽しめる“全部の季節”。大型トラウトの夢がある時期。
こうして整理してみると、洞爺湖の釣りは“メリハリがすごくハッキリしている”ことが分かります。



解禁月の6月と冬の12〜3月がまさに本番と言えます!
洞爺湖の代表的な釣りポイント
洞爺湖は形が丸く見えるものの、実際には「ワンド」「岬」「急深」「流れ込み」など、トラウト好きにはたまらない地形の宝庫です!
ただし、漁協は公式にポイント名を列挙していないため、ここでは“釣り人の間でよく知られている一般的な場所”を紹介しつつ、「なぜ釣れるのか」をわかりやすく説明します。
(※現場状況・立入可否は必ず最新情報を確認してください)
ソウベツ川インレット周辺(財田キャンプ場近く)
洞爺湖でも特に人気の高い“流れ込み系ポイント”。
川が流れ込む場所は、水温が一定になりやすく、酸素量も高く、ベイト(小魚)が集まりやすいため、トラウトが回遊しやすいんです。



ソウベツ川のポイントです!
- 夏場は「朝のサクラマス・ニジマス」が狙いやすい
- 冬はベイトが着くと大物の実績もある
- インレットの真正面よりも、少し左右にズラした“払い出し側”が狙い目
- 水深が急に変わるブレイク(駆け上がり)をミノーで通すのが定番
ここは岸釣りがメインですが、キャストの角度を変えるだけで釣果差が出る奥深い場所。
冬に行くと温水が湧いて水温が暖かいポイントもあるのが嬉しい所(笑)
えぼし岩公園〜岩場帯(北西岸)
洞爺湖の中でも“もっとも湖らしい”景観が広がるエリア。
初心者向きなポイント。ミノー・スプーン・ジグなど幅広いルアーが活きます。



ここが良い理由は何と言っても釣りやすさです。
気持ちよくキャストして巻けるバックがあります。
車をとめるスペースが限られているので、迷惑駐車にならように注意が必要です!
仲洞爺キャンプ場周辺(西岸の超定番)
キャンプ場があるためアクセスが良く、初心者でも入りやすいエリア。
湖底が扇状地形になっていて、“カケアガリ”が豊富。そして根掛多数!



仲洞爺のポイントを解説!
- ニジマス、サクラマスの実績多数
- 気を抜くと根掛多数!
- 駐車スペースが沢山で釣り人にはありがたい
- 人も多い
釣り初心者の友人に「どこ行けばいい?」と聞かれたら、ド定番であればこの辺です。但しアングラーも多数なので仲良く譲り合って釣りしてください!



基本的に洞爺湖は道路から湖まで近いので、アングラーがいるところがポイントになっていることは多いです。
ただ、え?ここポイントなの?ってところも多数なので、そこが洞爺湖の奥深いところでもあるのです!



秘密のポイントは自分で開拓しましょう!
遊漁券の購入場所と買い方
洞爺湖は遊漁券がないと釣りができませんが、ありがたいことに購入場所が多く、しかも簡単に買えます。
ここでは「初めて行った人でも迷わないように」購入場所をわかりやすく説明します。
洞爺湖の遊漁券が買える場所一覧
洞爺湖町(温泉街側)
| 施設名 | 1日券 | 年券 | 特徴・ひとこと解説 |
|---|---|---|---|
| 北海ホテル | 〇 | 〇 | 温泉街の中心。泊まり釣行ならここが最も使いやすい。 |
| 洞爺湖中央モーターボート | 〇 | 〇 | 営業期間・時間は要確認です!ボートレンタル可能です! ホームページでは4月中旬~10月中旬、AM10:00~PM4:30 |
| セイコーマート洞爺たなか | 〇 | × | 6時~0時営業。深夜入り→早朝釣行する人に最強の味方。 |
| とうや水の駅 | 〇 | × | 観光ついでに立ち寄りやすい。駐車場が広め。 |
| セブンイレブン洞爺湖温泉店 | ○ | × | 24時間営業! |
壮瞥町(湖の東側)
| 施設名 | 1日券 | 年券 | 特徴・ひとこと解説 |
|---|---|---|---|
| 洞爺湖漁業協同組合(漁協) | 〇 | 〇 | 公式窓口。ルール・質問はここが一番確実。 |
| 洞爺マリン(壮瞥温泉営業所) | 〇 | 〇 | ボートレンタル可能です!船釣りメインなら必ず押さえたい。 |
| セイコーマートふじさわ | 〇 | × | 壮瞥ルートで湖に入る人向け。気軽に買える。 6時30分~22時営業 |
| 仲洞爺キャンプ場 | 〇 | × | キャンプ受付のついでに購入可。ファミリー釣行に最適。 |
遊漁券の料金
| 対象魚・区分 | 料金 | 備考 |
|---|---|---|
| ヒメマス・ニジマス・ヤマメ(サクラマス) 【陸釣り/1日券】 | 1,200円 | 現地払いは+300円 |
| ヒメマス・ニジマス・ヤマベ(サクラマス) 【船釣り/1日券】 | 1,500円 | 現地払いは+300円 |
| ヒメマス・ニジマス・ヤマベ(サクラマス) 【年券】 | 20,000円 | 有効期間:6月1日〜翌年3月31日 |
| ワカサギ【1日券】 | 500円 | 現地払いは+300円 |
| エビ【1日券】 | 500円 | 現地払いは+300円 |
※未就学児無料/小中学生・肢体不自由者は半額
遊漁券購入の補足
・現地払いは+300円 になるので、コンビニか宿泊先で買うのがおすすめ。
・「年券」は6月〜翌年3月末まで有効なので、毎年複数回行く人ならコスパが良い。
・深夜〜早朝に入る人は セイコーマートやセブンが圧倒的に便利。
・船を使う日は 洞爺マリン or 洞爺湖中央モーターボート が情報量的にも有利。
洞爺湖は観光地であり、水源であり、釣り場でもあります。
だからこそ漁協は「釣りが長く続けられるように」いくつかのマナーを強く呼びかけています。
ネット購入も可能!
実は遊漁兼ですが、ネット購入も可能です。
FISH PASSさんで購入できますので、ご参考に!
禁漁エリア


| 番号 | 禁漁区の場所 | 概要説明 |
|---|---|---|
| 1 | 中島の周囲・湖岸から沖合2,000m以内 | 洞爺湖の中央にある中島のまわり一帯。広めの禁止区域なので要注意。 |
| 2 | 北大洞爺湖臨湖実験所・洞爺孵化場の左右沖出し1,000m以内 | 研究施設・孵化場周辺は保全のため広く禁漁に指定。 |
| 3 | 菅原川河口〜洞爺湖町との境界の左右沖出し1,000m以内 | 川が流れ込む河口部は魚の移動が多いため、保護区として設定。 |
| 4 | 北電洞爺湖発電所放水路・長流川洪水取水所放水路の左右100m沖合・100m以内 | 放水路周辺は安全確保のため釣り禁止。近づかないよう注意。 |
| 5 | 安宅川の湖岸より上流1,500m区間 | 川の上流側は産卵保護のため禁漁。河口を含め注意が必要。 |
まとめ
正直、初心者向けなフィールドではありませんが、圧倒的景観とギラギラ輝く綺麗な魚を釣り上げた時は、今までの苦労が一瞬で吹っ飛ぶスペックがあります!
もちろん、洞爺湖にいる極太のニジマスは一度ヒットすると、一生クセになること間違いなしです!
冬の釣りは厳しいですが、せっかっくの北海道の寒い釣りを楽しめること間違いなしです!

