「イクラの醤油漬け、どの醤油が“ちょうどいい”か迷ってません?」
最初に結論を言いましょう!
私がゴリ推しする醤油は「コトヨ醤油醸造元 和院」です。
北海道の釣り人目線で、だし×白ワインが一体になった「和院(わいん)」を、ご紹介していきます!
コトヨ醤油醸造元とは?(新潟・阿賀野の老舗蔵)
- 所在:新潟県阿賀野市。江戸後期創業の老舗蔵です。
- 創業:嘉永元年(1848年)創業。屋号の「コトヨ」は初代の名から。
- 製法の心:杉桶仕込み。大きな“六尺桶(高さ約1.9m)”で発酵・熟成させるのが特徴。
・木桶発酵の複雑なうま味(有機酸・アミノ酸)
・熟成後は角が取れた塩味
→ 魚卵の脂と生臭さを受け止めつつ、キレのよい後味に!
「和院(わいん)」ってどんな醤油?
- 和院はこんな味:コトヨの本格醤油をベースに、良質なだしをきかせ、隠し味に白ワインを使った調味醤油。甘さ控えめで“万能調味料”、”魔法のだし醤油”として知られています!

“だし+白ワイン”で、しつこくないのにコクが残る。ご飯進むやつだよね!



そう、それでいてフレッシュな感じがイクラに最高にマッチするんだ!
イクラと相性がいい理由
- “だしの旨味”が魚卵のコクと同期
→ だし醤油にすると“塩分だけで締めない”ので粒の甘味と香りが立ちやすい。 - “白ワインの酸味と香り”が後味を整える
→ イクラ特有の脂の厚みを軽く切って、食後の重さを減らす。 - ベース醤油が“木桶”で丸い
→ 塩味の角が立ちにくく、短時間漬けでも味のノリが良い。 - 実務的にも扱いやすい
→ だし・甘味・香りが一本でまとまっているため、様々な料理にもマッチする。



次は超絶簡単な私の作り方をご紹介!
まずは基本:イクラの下処理
たっぷり沸かしましょう!


イクラが白くなるけど焦らなくて大丈夫。アニサキス対策にもなります。


イクラをほぐすようにかき混ぜると皮がまとまってきます。この時点で生臭さもかなりとれます。


イクラの醤油漬け調味料の作り方
鍋に日本酒、みりんを入れて軽く沸騰させアルコールを飛ばします。
醤油をひと煮立ちさせたら、火を止めて冷まします。
冷めたらイクラに投入です!この時昆布も入れておくと更に旨味がプラスされます!
一晩漬けたら完成です!


もっと簡単に作りたい人向け



もっと簡単にイクラのしょうゆ漬け作りたい人に超絶裏技を教えよう!



ど、どんな裏技!?



和院にはイクラの醤油漬けに必要な旨味は既に入っているので、熱処理してイクラをほぐして冷ましたら、和院だけ入れて一晩漬けるとそれでもう完成です!



そんな裏技があるなんて!
甘味はみりん・酒で調整する
イクラの醤油漬けでも、サッパリ好きな方と、甘め、濃いめが好きな方。色々いらっしゃると思いますが、甘味やまろやかさに関してはみりん・酒の量で調整すると良いでしょう。
ただし、入れすぎるとちょっとクドイ味付けになるので要注意です。
美味しく作るQ&A
- どのくらい漬けるとベスト?
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30分~1時間で“浅漬けの香り重視”、一晩で“しっかり味”。粒の張りを優先するなら短時間。
- 他社のだし醤油でも代替できる?
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できます。ただし甘さ設計やだし強度が各社で違うので、希釈率と漬け時間は別調整が必要。
- 熱湯じゃなきゃだめ?
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熱湯の使用を強く推奨します。なぜならイクラにもアニサキスはいますし、生臭さも少なくなります。
ネット購入がオススメ
なかなか店頭では見かけないのでネット購入がおすすめです!
まとめ
歴史×木桶土台に、だし+白ワインを重ねた「和院」は、脂ののったイクラに“さらに旨味とキレ”を両立させたい方におすすめです!
また、イクラの醤油漬け以外にも様々な料理にもピッタリなので、興味のある方はお試しする価値はありますぞ!!