外食が高くつく今、遠征先でサッと自炊できると家計も助かりますよね。今日はホームセンターDCMの「マルチクッカー」を、釣り人・アウトドア目線で解説します!なんでもできるめちゃ便利なアイテムですぞ!
結論
- 1台8役:炊く/沸かす/茹でる/揚げる/蒸す/煮る/焼く・炒める/温める。鍋+フタ(=フライパン)+蒸し器がスタッキングで1セットできるこのギアは買い!特にこびりつかないフッ素加工が優秀で、調理が楽で後片付けが楽な上、四角で使いやすい形状!
- 向いている人:楽して調理して楽して片付けたい方、荷物を減らしたい方、炊く、沸かす、茹でる、蒸す、焼くをよく使う人、非常時兼用にしたい家庭。
- 注意点:高温の空焼き・金属ツール多用は避ける(コーティング保護)。揚げ物は少油&安全第一。火傷防止にグローブがあると尚良い。

色んなアウトドアギアを使いましたが、実用的で久しぶりにビビっときましたっ!
スペック表
項目 | 要点 |
---|---|
調理機能 | 8役(炊・沸・茹・揚・蒸・煮・焼/炒・温) |
セット | 鍋/フタ(フライパン)/蒸し器 |
サイズ | 約W24×D17×H13cm(鍋) |
容量 | 満水2L、お米3合目安 |
内面 | フッ素樹脂コーティング(こびりつき低減) |
カラー | カーキ/レッド |
発売 | 2024/4/5(DCM) |



鍋・フライパン・蒸し器をひとまとめにできるから積載がラク。袋麺を割らずに入れやすい横長鍋も現場で役立ちます!
何が“オールラウンド”なのか


- 携行性:3点を重ねて1セット化 → 車内も道具箱もスッキリ。
- 用途の幅:8役で温め〜炊飯〜蒸しまで網羅。炊く・沸かす・茹でる・揚げる・蒸す・煮る・焼く、炒める・温めるが可能!
- 後片付け:フッ素コーティングでこびりつきにくい → 洗いが早い。



とにかく、色んな調理ができるのが最大の特長だね!容量も現実的です。
初めてでも失敗しにくい“3メニュー”


- 3合炊飯(基本運用)
研いだ米+規定水量→強火で沸騰→弱火→火を切って蒸らし。米を研いで吸水した後なら20分~25分程度で炊ける。3合対応。 - 蒸し&温め直し
蒸し器に野菜や卵、カレーなどレトルト袋。ご飯を炊きながら同時にできる!フタはフライパン兼用のため応用が利く。


- 袋麺×そのままサイズ
24×17cmの長辺で麺を割らずに入れやすい。スープを注ぐ際は角からすると便利。
安全面を考慮して、揚げ油は少量で。空焼き・金属ツール多用はコーティング保護のためNGです。
実体験をレポート!
きっかけ:外食高すぎ問題→家族との出先では“自炊派”へ
最近、外出するにしても外食が高すぎる!!家族で食べたら簡単に4000円5000円なんてあたりまえ!それなら旅先で自炊してしまえ!ってことで我が家は自炊にチェンジしました!
でね、色んなマルチクッカーを使いましたが、一つ言えることは…



食材こびりつき過ぎでしょ!ってことです(笑)
せっかく楽しい、アウトドアライフ。なのに片付けはすこぶるメンドクサイ!
そして、可能であれば洗い物は極力少なく、楽で、且つ料理が簡単にできる。そんなアイテムを探していました。
そんなこと思っていたらこのDCMのマルチクッカーを見つけました!
使って1年経ちましたのでレビューします!
旅先でまず食べたいのは“米”
さて、旅先で食べたいもの。
それは米です!しかし、普通の飯盒を使ったら、底がカッチカチにこびりついて処理が嫌になる。可能であればペーパーでふき取って終わりにしたいぐらい。
ってことで、このマルチクッカーを使って米を炊いてみましょう!
我が家は超絶さっとご飯をすませたい派なので、米は家で研いで水を入れて袋に入れてから外出です。※夏は発酵しやすいので保冷剤で冷やすのがコツです。


さて、ガスコンロを用意してマルチクッカーに用意した米をぶち込みます!


おかずも同時調理できるのが超優秀!
ついでなんで、おかずも用意しちゃいましょう!
米と一緒にブロッコリーを切っておいたので、ブロッコリーとソーセージを本日は用意しました。
先にちょっとだけブロッコリーに塩を振っておきます。


これを蒸し器の中に入れて、米を炊きながら蒸します!さらに息子が



カレーが食べたい!
…と。



OK!OK!カレーも食べちゃいましょう!
という事で蓋の上にレトルトカレーを乗せます。


最初はマックス強火で炊き上げ沸騰したら弱火にします。時間的に20分ぐらいで炊き上がる感じです。
するとまぁ、米と一緒におかずまでできあがってるじゃぁありませんか!!







できたてほやほやで最高に美味しそう!



さぁ食え息子よ!


米はわかめご飯にしたりそのまま食べてもOK!


気分次第では蒸し器の中に卵を入れておけばゆで卵もできちゃうんだからこれ、マジで最高です…。
※ゆで卵は10分ぐらいかかりました。
さて、後片付けなんですが、フッ素加工がしてあるので調理するものによっては、ペーパーで拭いて終わり。さらに米などは炊飯ジャーと一緒でさっとあらえばこびりつくことなく洗い終えることができます。
DCMさん優秀すぎですよ!
ところで、こんなにメチャ良いアピールして、欠点はないんですか!?ってことなんですが、あります…。



取っ手が熱いんです…。
なので最近、釣りのリールのラインストッパーに使っている、シリコンゴムを


適当に取っ手に巻き付けることを覚えました(笑)


さて、いかがでしたか?一台で八役できるDCMのマルチクッカー。マジでおすすめできるアイテムでした。自炊して楽しいし、お金がちょっぴり浮いちゃったし、他のことで贅沢しちゃおうかしら?
客観視点(良い点/気になる点)
良い点
気になる点(注意・工夫で回避)
・深さがあるため、フライパン的な返し動作は慣れが必要。
・揚げ物は少油&温度管理。空焼きNG/金属ツール控えめでコーティング保護。
・取っ手の発熱はシリコンカバー等で対策を。
購入前チェック
マルチクッカーを上手に使うためにご自身の用途に合っているかチェックしましょう!
こんな質問
- 本当に“オールラウンド”に使える?
-
公称8役に加え、鍋+フタ(フライパン)+蒸し器の同時活用で並行調理が可能でオールラウンドに使える。ただし、空焼きに近い調理には不向き。
- どのくらいの量まで炊ける?
-
3合炊飯可(公称)。満水2Lの器に対し現実的な炊飯量です。
- コーティングは強い?
-
使用して1年経ちましたが、剥がれは今のところなし。フッ素樹脂は“強靭さ”よりこびりつき低減と片付け時短が長所。空焼きや金属ツール多用は避けるのが基本です。
まとめ
DCMのマルチクッカーはオールラウンドに色んな調理ができる優秀なクッカーです!
キャンプ時はバーナーの数も限られているので一度に他の料理もできるのは非常にありがたいです。
後片付けも楽で、これなら旅のお供に毎回持って行きたくなるギアでした!