群来っ!北海道石狩湾・夜ニシン ジグサビキ仕掛け釣り!

ニシンジグサビキアイキャッチ

みなさん、こんにちは!今回は北海道の石狩湾で夜ニシンを狙って、ジグサビキ釣りに挑戦してきました!

この時期、北海道の石狩湾に「群来(くき)」がやってくると、一気に海が賑やかになります。群来とは、産卵のためにニシンが沿岸に大挙して押し寄せ、海が白く染まる現象。この群来が確認できると、ニシン爆釣の大チャンス!

夜釣りでニシンを狙うなら、サビキ釣り、ジグサビキ仕掛けが有効です。特にジグサビキは広範囲を効率よく探れるうえ、手元にズシンと響くアタリが釣り人を虜にします。

そんなワクワク感を胸に、無風・ベタ凪の最高なコンディションで夜の石狩湾に出発です!

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静まり返った海…「あれ?釣れる気配ゼロ?」

最初に訪れたポイントは、波も音もなく、まるで湖のような静けさ。しかも、濃霧発生中で漁港の街灯がボヤ~っと海面に映り込み、幻想的な夜の風景が広がっていました。

ライフジャケット


ライフジャケットを腰に巻いてイザ出撃!

港様子


「ん?やっちまった…これは厳しいかな…」

そう思いながらも、念のために数投してみるものの、竿先はピクリとも動きません。周囲の釣り人たちも車に引きこもってだんまりムード。

「いや、今日は絶対釣れる気がするんだ!」

根拠のない自信が湧いてきます。釣り人の第六感というやつでしょうか?

2カ所目・3カ所目も異常なし…でも今日は違う!

次に訪れたポイントも、その次のポイントも、魚影は確認できず。「今日ダメかも…」という空気が1人漂います。

しかし、なぜか今日は諦める気になれません。「今日は群来ニシンに出会える!」そんな確信がありました。

「絶対どこかにいるはず!」

そう信じて、さらに移動を決意。

ついに群来発見!白く染まる海にテンションMAX!

「ん?あれ…海が白いぞ?」

群来様子

海を覗き込むと、そこには群来特有の白濁した海面が!

「よし、ここだ!」

急いで道具を準備し、群来にジグサビキを投入。

クロスファクター レインボー+ケイムラASK064 28gを使用しました!

ジグサビキ仕掛け

群来はニシンの産卵行動が原因で、海面が乳白色に変わる現象なのは有名ですね。特に北海道の石狩湾では、この群来の時期になるとニシン釣りを楽しむ釣り人が多いです。このポイントも既に先客が数名いました。

ジグサビキで広範囲を攻める!

前回の釣行ではサビキ仕掛けで足元を狙いましたが、今回はジグサビキで広範囲を探ります。

キャストして着底後、軽くテロテロ巻いていると…

「ズーンッ!」

このジグサビキ特有の重みのあるアタリがたまりません!竿先がググッと引き込まれる感触に、思わず「よっしゃ!」と小さな小さな声が出ます(笑)

だって一人なんだもん(笑)

ニシンがヒットすると、普通のサビキ釣りとは違って引きが少し重く感じます。

微妙にちょろちょろ魚が走るので他のニシンにたまにコツっと当たる感覚もあります。

群来終盤でもコンスタントにヒット!

群来が終盤に差し掛かっているためか、爆釣とはいきませんが、ポツポツとコンスタントに釣れ続けます。サイズは25~30cmほどでした。

ジグサビキヒット

ジグサビキだけど途中でダブルヒットもあり、アドレナリン全開!

本当、ニシン釣りはタイミングが重要ですね~。群来が始まると短時間で大量のニシンが岸に押し寄せますが、終盤になると釣果が安定しないこともあります。それでも、ジグサビキを使えば広範囲を探れるため、安定した釣果が期待できます。

ただ、昨日は足元の海藻にへばりついていましたけど(笑)

真っ暗な海の中、かなり広範囲にニシンが跳ねる音が聞こえてたのでジグサビキにしてみました。

明日食べる分だけ!欲張らずに納竿

気づけば小さなバケツにニシンが!明日食べる分を確保できたので、ここで釣り終了!

ニシン捌き

「楽しかったー!」

やっぱり群来のニシン釣りは、情報とスピードが命ですね。

自宅でのニシン調理!アニサキス対策で紫外線ライトを活用

時間は夜中の3時。眠たい目を擦りながら、釣りから帰宅後、すぐにニシンを捌きました。釣りたてのニシンは身が締まっていて、包丁がズッと入る感触が鮮度を物語っています!

まずは三枚おろしにして、身側から骨切り。さらに皮側からもクロスに切れ目を入れ、骨のない柔らかい状態に仕上げます。これで食べるときに骨を気にせず楽しめます。

そして、アニサキス対策としてゴールデンミーンのUVライトを照射。

ニシン紫外線ライト

アニサキスは紫外線で光るため、確認しやすくなります。目を凝らしてしっかりチェックしました。

ニシン紫外線ライト

刺身にして盛り付けると、釣りたてのため身がしっかりしていて歯ごたえが抜群!ただ、欲張って小さい皿に盛り付けすぎたため、見た目がぐちゃぐちゃに(笑)。

ニシン皿盛り付け

数の子はありませんでしたが、脂ののった個体とそうでない個体がはっきり分かれていました。

情報と準備がカギ!群来ニシン釣りのポイント

  1. リアルタイムの情報収集 群来は突然やってきて、突然終わります。SNSや釣具店、釣り仲間との情報共有が成功のカギ!特に「北海道 石狩 小樽 群来」や「夜ニシン釣り 情報」などのキーワードで検索すると、最新情報が得やすいかもしれません(笑)
  2. 釣り道具はすぐ出動できる状態に 群来は待ってくれません!自宅にいるときも、タックルボックスは整理しておきましょう。僕はこの時期車に常に「ニシン用セット」を常備しています!特にジグサビキ仕掛けや集魚ライトは必須アイテムです。
  3. ジグサビキで広範囲を探る 群来が来ていても、足元にいない場合もあります。そんな時はジグサビキで広範囲を探るのが有効です。14g~28gのメタルジグを使い、群来ゾーンをテンポ良く探りましょう。
  4. 夜釣り装備をしっかり準備 夜の釣りは暗さと寒さの戦い。ヘッドライトや予備バッテリーは必ず用意しましょう。また、寒さ対策も万全に。北海道の夜は冷え込むので、強靭な防寒ウェアは必須です。

ニシン釣りの楽しさと食の魅力

ニシン釣りの魅力は、釣りの楽しさだけでなく、その後の食事にもあります。釣れたてのニシンは刺身、塩焼き、そしてニシン漬けなど、食べ方は無限大!

特に脂が乗ったニシンの刺身は、口の中でとろける美味しさです。僕は今回釣れたニシンは刺身、微妙な残りはニシン漬けにしました。

まとめ:群来ニシン釣りは興奮と感動の連続!

今回の釣行も、最初は不安なスタートでしたが、粘り強くポイントを探った結果、群来ゾーンに遭遇し大成功!

ジグサビキで感じる「ズーン」というアタリの気持ちよさは、一度味わうとやみつきになります。

今夜のこの釣りの成功の秘訣は、「情報収集」「即時出動の準備」「ジグサビキでの広範囲探り」です。
※広範囲を探る時は周りに人がいなところで!

さあ、皆さんも群来シーズンを見逃さず、夜のニシン釣りに挑戦してみてくださいね!

次回の釣行記もお楽しみに♪

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