オキシクリーンで釣り具の魚臭を消せるのか!? 実験レポート

オキシクリーンアイキャッチ
目次

はじめに

釣りを楽しむ上で避けられないのが、手や道具に染みつく”魚臭”。私の場合、マグロなどの大型魚は、血や内臓エキスがしみ込んで強烈な悪臭を放ちます(笑)

今回、長年愛用してきた超絶魚臭いグローブを、強力な漂白・消臭効果が期待できるオキシクリーンで洗浄し、その効果を検証してみました!

果たして、オキシクリーンで釣り具の魚臭は消えるのか?

検証するグローブの状態

今回実験に使用するのは、津軽海峡産マグロのエキスがたっぷり染み込んだグローブです。

臭いグローブ

数日間ジップロックに入れて放置してしまった結果、発酵が進み、

「波ではなく悪臭で船酔いしそうなレベル」

まで進化しました(笑)。

この最強レベルの魚臭を、オキシクリーンの力でどこまで落とせるのか試します!

使用するオキシクリーンと洗浄方法

使用アイテム

  • オキシクリーン(酵素系漂白剤)
  • 60℃程度のお湯
  • 洗面器またはバケツ
  • クエン酸(後で登場!)

洗浄手順

  1. オキシクリーン溶液を作る
    • 60℃程度のお湯に適量のオキシクリーンを溶かし、洗浄液を作成。
漬け置き
  1. グローブを溶液に浸ける
    • 密閉できる袋に入れて、オキシ漬け。
    • すると数分で……
袋パンパン

パンパンに膨張!!

これはヤバいと思い、すぐに洗面器に移しました。

袋取り出し泡
  1. 1時間放置

すると

水が真っ黒に!!

漬け置き真っ黒

これは汚れなのか? 何かが溶け出しているのか……。

  1. 流水ですすぐ
    • ここで問題発生。
    洗っても洗っても黒い液が止まらない!!例えるなら“無限列車編”状態(笑)。
グローブ指
  1. 指先の異変に気付く
    • 指先をよく見ると、
    異常なヌルヌル感と素材の溶け出しが発生!「皮はダメ」って書いてあった……(泣)。これは想定外の展開に。
注意書き

そんなすったもんだもあり、気が付いたら指が

指着色

着色されまくりです(笑)

オキシクリーン EX3270g

緊急対策:クエン酸を投入!

オキシクリーンはアルカリ性。もしや……?

と思い、酸性のクエン酸を投入

クエン酸

すると……

大正解!!

  • ヌルヌルが消えた!
  • 色の流出が止まった!
  • しかも臭いも取れた!
中和

理系脳の頭が役立ちました(笑)。

レック(LEC) レック 【 激落ちくん 】 の クエン酸 粉末タイプ 300g 

最終仕上げ

仕上げに洗剤+柔軟剤で手もみ洗い。

結果、水がまた真っ黒に(笑)。

でも、

  • 柔軟剤の香りが加わり、魚臭が軽減!
  • 100%は無理だったけど、かなりマシになった!

とりあえず、「不死鳥の如く蘇った」グローブになりました!

消臭完成

まとめ:オキシクリーンの魚臭消臭効果は?

結論

100%の消臭は無理だが、かなり軽減できる!

  • オキシクリーン単体の消臭効果は「まあまあ」
  • 柔軟剤&洗剤を追加すると効果アップ!
  • クエン酸でアルカリ中和するとさらに消臭+色落ち防止にもなる!

魚臭対策のポイント

  1. 魚の臭いはアルカリ性!
    • 酸性の洗剤(クエン酸など)が有効
  2. オキシクリーンは血汚れや脂肪酸やタンパク質を浮かすには最適!
    • 釣り師なら持っておいて損はない、いやむしろ持っておくべし!
  3. 素材によっては溶けるので注意!
    • 「皮製品NG」の記載は必読!

最後に

オキシクリーンは、魚臭の消臭に一定の効果があることが分かりました。
おそらく、脂肪酸やタンパク質汚れに対する効果が大きいのかと。

しかし、完璧に臭いを落とすには、

オキシクリーン + 酸性洗剤 + 柔軟剤

この組み合わせがベストかもしれません!

釣りを楽しんだ後の道具のお手入れに、ぜひ試してみてください!

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